アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

今年こそクリスマスにクリスマスの曲を

2023年11月09日 | ピアノ
毎年のように思うのだが、クリスマスに合う曲を弾きたいと思ったときには既に間に合わない事態が起こりがち

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←こうやって宣言しとけば確率上がると思う

季節ものとはいえ、たとえばチャイコ四季でも六月舟歌とかであれば、六月でなくても問題ない気がするけど、
ばっちり「クリスマス」ってなってる曲を年明けて弾くのはちょっと、って思う…

そんなわけでいつか弾こうと思いつつずっと弾いてない曲、
超難しいからという理由でなく弾けてない、
チャイコフスキー四季の12月「クリスマス」を

今年はクリスマスに間に合って弾こう!! という計画。

計画、というほどのものではないんだけど
クリスマスものを一曲は弾くという縛りのある練習会にエントリーしたので、
その勢いで今年こそ弾こうと思います。

「いろいろスカルラッティ」が終わってから一か月ちょいあるし、
12月本番はモーツァルト幻想曲(「いろいろスカルラッティ」のときに既に仕上がっているハズの)だから余裕あるし

あとね…
多少譜読みが速くなってきた気がするから!!

たぶんいける!!

まぁもし間に合わなかったら
「戦メリ」
弾きますけど(今年弾いたので) あまりにクリスマスいうてすぐ思い出す曲だから誰かと被る気がする。

だからやっぱりチャイコ弾くよーチャイコ。今年はチャイコフスキーの気分だしね。


街はすっかりクリスマスグッズ売る体勢だけども、
11月があんまり暑くてそんな気分じゃないんだが、でももう11月なんだよね


---- 今日の録音:
モーツァルト/幻想曲K.475(練習中)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モーツァルト好きの原点

2023年11月08日 | ピアノ
もちろん「モーツァルト」という作曲家は子供のころから知っていました。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←モーツァルト弾いてると楽しいんです



なにしろ母が「街のピアノの先生」だったので、お腹の中にいるころからモーツァルトは浴びるように聞いていたはずです。そして、ある程度日本語を理解するようになったあとであれば、大きいお姉さんたちが入試のためにモーツァルト(とベートーヴェンの選択だったりする)を弾いていたりするので、作曲家名としても知っていました。

ただ、そのころは別にモーツァルトが特にどうとも…まぁ正直いうとそんなに魅力を感じていませんでした。モーツァルトの素敵な演奏には接していなかったかもしれない。

モーツァルトの名前を知ったあと半世紀ほど経った今は、いろんな作曲家の曲をピアノで弾く中で、モーツァルトというのがかなり好きで、なんとなれば初の「合同リサイタル」企画でメインの曲に据えたほどです。あんまりモーツァルトを〆に持ってくる人いないよね? 藤田真央じゃあるまいし。

こうやって「モーツァルト好き」を何のてらいもなく前面に出せるようになるまでには紆余曲折というかいろいろあって、それこそ「藤田真央じゃあるまいし」じゃないけど、よほどうまくないとモーツァルトなんて人前で弾くもんじゃないんじゃないか、という引っかかりは大人ピアノ再開後もかなり長く持ってたと思います。「アラが目立つし」みたいな…

まぁしかし、別にモーツァルトじゃなくてショパンでもラヴェルでも、私が間違えれば聞いてるみなさんわかりますし、だからどうということもないわけなので、うまく(完璧に)弾けないから弾いちゃいけないってこともないですね。そんなこといってたらどんな曲だって同じことなんで、さんざ弾き古されたクラシック曲をアマチュアが弾く意味なんてないよねという話になっちゃう。だからそうじゃなくて。

何かちょっとしたところでも、自分なりの、ここが好きなのよ萌えなのよ、というサムシングが織り込めればそれでよしというか、いいかどうかわからないけどたぶん聞いた人にもあぁなんか弾きたかったんだな、というのが伝わる気がするんです。

で、なんでモーツァルト好き(自分なりの乗せたいものがある)になったのかというと…
中学校のときの音楽の授業だと思います。

音楽の授業はちょっと変わっていたので、アルトリコーダーとかなくてひたすら歌うだけなんですよね。それが私的にはかなり不満だったんですけど…だって楽器好きだものね。歌うより。ソプラノリコーダーでもアルトリコーダーでも、木琴でもなんならカスタネットでもいいから、とにかく楽器を触りたいタイプだったので歌だけってのはちょっとガッカリだったんだけれども。

そのとき、モーツァルトの魔笛がけっこうよく出てきて、元々女声の曲じゃなくてもいろいろ歌いました。歌うといっても歌詞は日本語ですけど。日本語だからこそ、解説不要でおよその意味がわかりますし、今でもかなり記憶に残ってます。魔笛のあれこれを歌ったり、本物のオペラこそ見なかったけれど映画でオペラも観賞したり。

元々知ってたのは主にモーツァルトのピアノソナタですけど、モーツァルトの魅力というか本気って、オペラ抜きには語れないですよね。私が個人的にただ好みのものを見たり聞いたりしていても、自然の成り行きではモーツァルトのオペラ(の曲)に接することはあまりなかったと思われますが、授業だからどっぷり接することができた。

それで後にピアノ習うようになって、(ヤマハの)先生に妄想オペラシーンを語ってもらったり、相方のclalaさんと妄想オペラシーンを共有したりするとちゃんと楽しく弾けるわけで。

教育ってそういうもの。別にオペラ歌手にならないならオペラなんか教えなくていいって話ではないよね
(参考: 「「義務教育にリコーダーは必要なのか」って…え!?」)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

練習会は残り一回

2023年11月07日 | ピアノ
今日は素敵なピアノ(ベーゼン)で練習会

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←妄想全開でモーツァルト弾いてるの楽しい

だけど仕事ありなので途中で抜けなくてはならず
もっと聞きたかった…半端な気持ち

参加できる時間が短いのに無理やり参加させてもらったのは、
自分的に今年メインの本番「いろいろスカルラッティ」までの練習会があまりなかったので…

「いろいろスカルラッティ」で弾くソロ曲は

スカルラッティ/ソナタ K.87
モーツァルト/幻想曲ハ短調K.475

ですが、今日はもう一曲足して

デュティユー/「波のまにまに」より「バッハへのオマージュ」

合わせて三曲弾きました。なぜデュティユーかというと、「レアチャレ」参加のために録音はいちおうアップしたけれど、納得いってないので、忘却の彼方へいってしまう前に、どうにかして呼び戻してもっといいのを取りたいんですよね。とはいえ練習してなかったので練習会で練習させてもらった形ですが

結果からいえば、
デュティユーは予定ほども弾けずぼろぼろな感じで(当たり前…)

「いろいろスカルラッティ」で弾く二曲はわりといい雰囲気で弾いたと思います。
とにかく弾きやすいピアノだったから、装飾音とかは思ったとおりに入る感じで
音色もめるちゃんより「かちっ」と出るので

やりたいことがストレートに、どちらかというと派手目に出るので
気分よく「ここでパミーナが歌い出す!」みたいにノリノリで妄想しながら弾きました。
聞いた人がどう思ったかは不明ですがw
そうやってノリノリで弾くことの利点は、
弾けてない細かいところがあってもテキトーにごまかしてノリ重視でテンポどおり先に進める率が高いことです。

「なるべく間違えないで弾きたい!」気持ちが先行してるとなかなかそう弾けないんですよね。弾こうと思ってても。

細かい、弾けてないとこなんてそこにスポットライトあてて「あー弾けてませんね」とさらけだしても聞いてる人も喜ばないし。ノリだけ守ってサクッと進めたほうが。

いや弾けるように練習しろよ、て…

それはそうなんだけど、でもモーツァルト隅々きれいに弾くのって案外超絶技巧じゃない??


練習会は残り一回です。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スカルラッティについて実はほとんど知らない。

2023年11月04日 | ピアノ
「いろいろスカルラッティ」なんて会を主催するというのに、実はスカルラッティについてほとんど知らない。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←コスパいい曲をチョイスする活動

いちおう少し調べておこうと思って、家にいっぱいある「積読」本を漁ってみたところスカルラッティについての記述は非常に少ない。

スカルラッティについて触れているものは
「文化のなかの西洋音楽史」ポール・グリフィス(小野寺粛 訳)

すぐわかる! 4コマピアノ音楽史 ピアノの誕生~古典派編
しかなく(!)



父はオペラ作曲家(アレッサンドロ)
イタリア生まれ
ポルトガルの王家の子女の音楽教師に
マリア・バルバラ王女が嫁いだときに一緒にスペインへ

要するにこのバルバラ王女が鍵盤楽器の名手で、この人のために作品いっぱい作ったらこんな難しい曲いっぱいできたんですね。もちろんスカルラッティ自身がものすごい名手で、オットボーニ枢機卿のもとでヘンデルと腕比べしたことがあったとか…枢機卿のところにはクリストフォリのピアノがあって、ヘンデルもスカルラッティもこれを弾いた可能性はあるんだって。

その他、曲の形式のことが少し…

というわけで、二冊分足してもピティナピアノ曲事典「スカルラッティ」の項目のほうがずっと長いくらい

スカルラッティ存命中に出版された楽譜は、
「K. 1から30まではEssercizi per Gravicembaloとして出版され、騎士階級を下賜された返礼として、ポルトガル王ジョアン5世に献呈された」練習曲集だけで、「全30曲の配列は発展的学習を可能とするもので、後の作品になるほど長く、難しくなるよう並べられている」(ピティナピアノ曲事典)とのことです。

しかしそれならK.1は一番簡単なのか、というと私にはとてもそうは思えないけど…よく弾かれている曲ですね。
Scarlatti Sonata in D minor K.1 - Paul Barton, FEURICH piano

これが「練習曲その1」なんだとしたらいやもう無理(笑) だけどバルバラ王女はこんなんでも大丈夫だったんだろうか。

試しにその続きをみてみると、10番が
Domenico Scarlatti - Sonata in D minor K10 (Rosemary Thomas)
となっており、確かにこれはたいへんだ(o_o) というかあんまり弾かれていない気がする。現代ピアノで弾くのに合ってない感じ? そもそも難易度というのが、チェンバロ想定と現代ピアノ想定でちょっと変わる可能性はありますね。

20番は
Eduard Kunz - Domenico Scarlatti - Sonata K20 E major
わぁ、これは弾けん。というより特に弾きたくはないような

30番は
D. Scarlatti -Sonata "The Cat's Fugue" in G minor K30 (Piano)
「猫のフーガ」としてそれなりに「有名」らしい。とはいえこれまで練習会や発表会で聞いたことはないと思う。練習曲集の最後を飾るにふさわしく(?)弾くのめちゃくちゃたいへんそうだけど、でも20番よりはだいぶヤル気出るのでは。

今回私が弾くK.87はこの練習曲集の中の曲じゃないけれど、前にK.27を弾きました。

Yevgeny Sudbin D. Scarlatti : Sonata in B minor, K.27

これは現代ピアノにも合うし、めちゃくちゃ弾きにくくはないし、お奨めできる曲です。

学問的にどうこうしたいわけじゃないので、スカルラッティについて調べるというよりは、(現代ピアノで弾いたときに)比較的弾きやすくて、聞いて楽しい曲はこれですよというのをまとめるほうが、「スカルラッティ勝手に普及委員会」としては正しい活動かもしれない。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モーツァルトに合うスタインウェイ

2023年11月03日 | ピアノ
今日は急遽入ったピアノ練習会

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←あちこちの素敵なピアノに浮気するけど本命はめるちゃん

なんか自分が行ける日なのに気づいてなくてエントリーしてなかった練習会、
気づいたらいっぱいになってて諦めてたんですが、
キャンセル何人か出て突然入れました。

行ってよかったです…!!

響きのよいこじんまりしたサロン
ピアノはスタインウェイ

これがね、今日は特に状態が良かったかもしれないですが
ほんと弾きやすくて、響きの高級感もあって、
幸せ度たかい~

弾いたのは、
スカルラッティ/ソナタ K.87,L.33
モーツァルト/幻想曲ハ短調K.475

つまり、こんど「いろいろスカルラッティ」で弾く分です。これを全力で練習しないとね、ってことで

数分余るかなと思ったので鍵ハモも持っていって

いずみたく/見上げてごらん夜の星を

も吹きました。合わせて20分、ちょうどよかったです。

鍵ハモ吹いてるときも、響きがよくていい感じでしたが、
ピアノがもうね。やりたいことができるというか

スカルラッティ弾いてる間はそこまで思いませんでしたが、
モーツァルト弾いたらもうとっても、弾きやすくてこういう音が、音色がほしいとか
装飾音こう入れたいとか

できちゃう

あれ? うまくなったかな私w
(ほかの方もだいたいこんな感想でした。ほんといいピアノ)

でも、弾けるようになってない細かいところとか最後らへんとかやっぱり弾けなかった。そりゃそうだ(笑)

でも全体的にいい雰囲気、いい音で弾いたと思います。
(録音機忘れたのが痛恨)

スマホでずっと天井撮ってる動画で音質もよくない、うえになぜか途中までしかとれてないのを記録用にアップしておきますw
(スカルラッティ/ソナタ K.87,L.33
モーツァルト/幻想曲ハ短調K.475は最初らへんだけ)



にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする