アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

鍵ハモソロデビュー!

2024年03月23日 | ピアノ
さて「無伴奏の会」が行われまして、鍵ハモのソロデビューを果たしました。

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いつもはピアノ伴奏つけてもらうとかで旋律だけを気持ちよく吹いている気軽な鍵ハモですが、
ソロはなかなかハードルが高くて、ちょっとやってみようかなと思ったことはあっても実際には手がつけられませんでした。

えいやと「無伴奏の会」エントリーしてしまって、それからずいぶん期間があったはずなのですが、
ぐずぐずと引き延ばし…

まぁいつものとおり最後はバタバタでしたが、
今日、演奏の完成度としてはいろいろと難ありでしたが何をしたいかわかる感じでいちおう並べられたと思います。

つまり、やってみたいことをあれこれ盛り込める幅広い選曲…

三木たかし/津軽海峡冬景色
バッハ/無伴奏バイオリンのためのパルティータ第3番より
久石譲/海の見える街
D.エリントン&B.スレイホーン/サテン・ドール

バッハはちょっと、難ありすぎましたが
ほかはまぁまぁの雰囲気でできたと思います。

無伴奏といえばバッハ、と思うのは私だけではなかったようで、
今日はほかにもチェロ、ヴァイオリン、サックスでそれぞれバッハ無伴奏の演奏がありました。
聞いた感想は…やっぱり弦楽器だよなぁという…(当たり前)

鍵ハモとサックスは、息継ぎの必要があるのでどこで切るかということで苦労(工夫)しているわけですが
弦楽器は息継ぎの必要がないとはいえ、でもフレーズがどういうまとまりなのかを考えずに弾けばいいってわけではないので、どう呼吸するかはもうちょっと考えたほうがいいのかもねという話が出ていました。

…確かに…

というか、私の演奏も今日のは「それどころじゃない」感じで息継ぎあまりよくなかったのですが、それというのもどんなテンポで弾くのか最後まで固まらなかったので、息継ぎの計画もしようがなかったという(^^;;

それともう一つ、バッハ無伴奏では弦楽器の特性を活かして「同じ音だが違う音色(別の弦で同じ音程を出す)」という個所があるわけですが、鍵ハモではそれと同じことはできません。でも違う音色というのがまったく表現できないわけではなく(たぶん)、タンギングや微妙な強弱などで似た趣旨の効果が出せるような気もするんです。今日はそれどころじゃなかったですけど。

ちょっとバッハは改善してまた人前演奏の機会を作りたいと思います。

ともかく今日やってみて、鍵ハモソロでこういうことがやれるはず、やりたい! というイメージがだいぶはっきりしたので、これをきっかけにこの先も細く長く続けていこうと思い立ちました。ヴァイオリンなど他のめっちゃ手のかかる楽器に比べれば、ピアノとの両立はずいぶん楽なはずですしね。


バッハさん手ごわい

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「無伴奏の会」ひとりリハ

2024年03月22日 | ピアノ
さて明日が「無伴奏の会」なのですが…

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通常のピアノ演奏のように、何度か人前演奏(練習会)を経て本番という流れではなくて一発突然本番なので
最後のあがきというか、「ひとりリハ(録音)」をしておこうかと

津軽海峡冬景色
メロディーのみなら十八番なんだけど。いろいろ追加のことをやろうとしているのが定着してない感じ。
いっそ伴奏部分カットでメロディーだけのほうが迫力あるかもしれないんだけどせっかく考えたからまぁこれでいこか

海の見える街
「編曲」というか、何をどうしようというのはだいたい固まったんだけど、それをちゃんと練習する時間がなかったので完成度がちょいアレです。
でもこれ、ちゃんと練習しておけば雰囲気いいものになりそう。レパにしたい

サテン・ドール
これもマサさん編曲の鍵ハモデュオを元にしているんだけど、一人で吹いてもそんなに違和感ない。
無理ない感じ、ではあるんだけど、根本的に私がジャズのノリをあんまり理解してないって問題はある

…ところで、
バッハ/無伴奏バイオリンのためのパルティータ第3番より
はというと、これがもう、録音取れるほど整ってこなくて、
どうしようかと思って…

「立奏」をあきらめるとなんとかなるんじゃないかと思い立ちました。
つまり、上の三曲はみんな「立奏」、ベルトで鍵ハモを斜めがけして吹いてるんだけど、鍵ハモを机に置くとかしてピアノライクに弾くと楽になるんですね。そりゃそうだ

ただ、「立奏」のつもりで練習していたのを急に卓奏にするとそれはそれで慣れてないっていうかやりにくい部分もあるので急遽調整中でございます。

明日朝頑張る ←どうしていつもこうなる



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ドラマの中の演奏、進化

2024年03月21日 | ピアノ
ひと昔前までのドラマであれば、演奏シーンは「吹き替え」が常識だった。

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ここで「吹き替え」というのは、演奏の音声がプロによるものであることはもちろん、
手など詳細を映すときは(俳優さんと同じ服を着た)ピアニストの腕になっているという意味である。

もちろん、顔がしっかり映るときはまた俳優さんに戻して撮影するわけだ。

そうすると、確かに手だけが映っているときはちゃんと弾いている様子が見えるのだけど、
手ははっきり見えずに体全体とか(俳優さんの)が映っているときは、なんか動きが不自然…とても実際に演奏しているようには見えない、というのが当たり前だったと思う。

…いつまでそうだった??

私の見た範囲でいうと「のだめカンタービレ」のときには俳優さんたちがすごく頑張って練習するような流れになっていて、
たとえばオーボエ吹きの黒木くん役の人は、モーツァルトのオーボエ協奏曲を練習しまくって、ほぼ完ぺきに正しい指を動かせるようになっていた。さすがにオーボエの音を出すのは難しいから音を出しているわけではない。

のだめ役の上野樹里さんも、猛練習の末、ほとんど正しいあたりを押せるようになっていて、撮影のときは「吹き替え(手のみ出演ピアニスト)」を使わずに、音の出ない撮影用グランドピアノ上で熱演していたようだ(メイキングによれば)。ただし、ピアノをほんとうに(ピアニストが)弾く動きというのは難しいもので、たとえ音と合ったキーを常に押してはいても、「あ、弾いてないな」ということはわかってしまうのだけど…

「さよならマエストロ」では、演奏シーンにはことのほか気合が入っていたようで、芦田愛菜さんも吹き替えなしで(手と顔の両方がばっちり映る画角を多用して)ヴァイオリン演奏シーンを撮っていた。芦田さんは実際にヴァイオリンが弾けるわけではなかったそうだが、この撮影のためにずいぶん熱心に練習したらしく、かなり自然に弓を動かしている。

しかしこのドラマの中で當真あみさん(天音役)の演奏シーンがあったとき、ちょっとびっくりしたのだが…
シチュエーションとしては、始めて二か月間でこれ? 信じられない~めちゃくちゃうまいんだけど、どれだけ練習したの?? みたいなところなので、プロが素のまま弾くのではダメなのだ。そしてプロがわざと下手に弾くのでもかなり不自然な感じになるはずのところ、かなり自然に「うまい」演奏になっていて、これどうやったんだろう? と不思議だったのだ。
あとから知ったのだが、これがほんとの意味で「吹き替えなし」だった。つまり、映像が當真さん本人のものであるだけでなく、音も本人演奏だったとのことである。なるほど。もちろん、撮影が決まってからほんとに二か月とかでそこまで弾けるようにするのはほぼ無理なので、元から習っていたとのこと(たぶんそれコミでキャスティングした?)。

それにしても、求められる演奏シーンのクオリティがここまで上がってくると、俳優さんたちもほんと大変なことである。


今日見かけたX(twitter)で
「普段は既に収録した音を流して、それに合わせて俳優さんの演奏シーンを撮影していましたが、ある日、収録済みの音源が止まった後も全員が演奏を止めず、「晴見フィルの生の音」で演奏を通した瞬間がありました。…しかもその演奏部分には近藤さんのソロも含まれていて…素晴らしいソロをはじめ、指揮・演奏ともに見事にそれぞれご自身の音で弾き終わった現場は、スタッフ・監修・エキストラ問わず、全員がどよめきの声を上げていました。」永井 彩澄さんのポスト

のだめの弾いていたピアノは音の出ないものだったけれど、「さよならマエストロ」の晴見フィルの人たちはみんな本物の楽器を使っていたようだ。放映される音はプロの音で、それに合わせて演奏シーンを撮影しているのだけど、実際にも音は出ていて、それはちゃんと「音楽だった」ということらしい。

ほんとにこれは「迫真の演技」といえるだろう。
「さよならマエストロ」は設定とかストーリーが荒唐無稽というかツッコミどころありすぎなのだが、演奏シーンが来るとなんだか感動させられてしまうというまぁそんなドラマになっていた。ドラマの中の演奏が進化したらほんとに音楽になってしまったということらしい…



----- 今日の録音:
カフェ練習会で弾くときはクラシック以外の曲を入れるようにするプロジェクト
ビートルズ/イエスタディ
使用楽譜
よくばりアレンジで弾くピアノ・ソロ ビートルズ名曲集

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幅広和音が整う日は来るのか!?(パスピエ)

2024年03月20日 | ピアノ
ドビュッシー/ベルガマスク組曲には4曲が含まれていますが
・プレリュード ←弾きやすい、だいぶ弾けるようになってきた
・メヌエット ←けっこう弾きにくい(こちゃこちゃしてる)けどまぁまぁ慣れてきた
・月の光 ←前に弾いたことある
・パスピエ ←幅広い和音が難しそう、手つかず

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というわけでどう考えても一番心配なのは「パスピエ」で、これって「予定(4月くらいからやろう)」より前倒しで手をつけたほうがいいんじゃ…って思えてきた。

メヌエットも形にならないうちに次々手をつけるのはおゆき先生がいい顔しないかなと、もうしばらくメヌエットに集中しようかとも思ったのですが、レッスンのときにおゆき先生が
「いやいや、早めに手をつけないと間に合わないわよ!(パスピエ)」
というので…ですよね!? と

早速譜読みを始めることにしました。

弾いてみると…



のっけから、手に収まらない和音がずっと続く…

もちろん、同時に押さえる必要はないので、動けばいいことなんだけど、それっていつもいつも動いてないといけないわけでしょ。

問題その1: ハズしまくる
問題その2: 速くならない

最初の二つの音を届く指で弾いて(5-2とか)、次の二つの音を届く指で弾くと(1-4とか)、一音ごと動くんじゃなくて二音ごと動くようにできるけど
…(しばし試す)…
やっぱり変だなこれは。書いてある指使いのほうがいいや。
…(しばし試す)…

一音ごとに、弾いたらすぐポジション微妙にずらして次の音の直上スタンバイ(の連続)

…そんなことできるかい!! って最初は思ったけど、まぁずっと弾いてみてたら、んーこんなものなのかな、できないことないかな?? と思えてきた。ゆっくりだけど。

今日の録音:
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「パスピエ」(譜読み)

しかしこれだとプロが弾くのの倍くらいの時間かかってるんだけどw

これ整う日がくるのか…!?

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ピアノ弾くときと似た気持ち(近代詩文)

2024年03月19日 | 生活
今日の書道レッスンでは、前回に引き続き、近代詩文に挑戦しました。

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最初は、「お手本」のとおりに書こうとするけれどぜんぜん似なくて、
先生にいくつかアドバイスもらって(余白の取り方とか、太い細いのめりはりとか、中心線とか)

何度か書いているうちに、「お手本」に似てくるかというとそういう部分もありそうでない部分もあり

結局自分のオリジナルの表現も入った作品になっていく。

そういった流れは前回と同じですが、二度目なので前回よりスムーズだったと思います。

数枚書いたときに突然、作品としてまとまった感じになった:

(大和路や春たつ山の雲かすみ)

先生も驚くくらい突然、何か「これもあり」と思えるバランスがとれる。

字の形はお手本に似ていたり、似ていなかったりで、別に同じである必要はないんだけど
この場合、「山」の堅さがちょっと浮いているのではないかと…先生と私の意見が一致する。これもおもしろいところ

またちょっと改善を試みてこうなった:


「山」のほか、大和の「和」や「雲」なども形が違う。あらかじめこういうふうに書こうというイメージはいちおう持っているのだけど、筆を動かしているときになんとなくそれとも少し違う方向で書きたくなる、書けてしまう。かすかな即興性というか。

即興性というのは、でたらめとか、完全に私のオリジナルな思い付きとかいうのとは異なり、これまでに教わった「こういうときはこうするときれい」みたいな様々な場面での書き方とか、自分がいろんな作品を見て「こういうの素敵」と思った書き方とか、そんなものが無意識的にあるいは意識的に組み合わさって出てくるような気がする。とても楽しい。

書道を習い始めてから、まぁけっこうな年数が経ったけれどもピアノよりはだいぶ短いし、なによりピアノと違って、月イチのレッスンのときしかさわらないんだけれど、ある意味ピアノと「似た」域(客観的にレベルがどうこうではなくて、楽しみ方の質みたいなもの)に達することができるのってすごくおもしろいと思う。いまどきの言葉でいうと「タイパ」がたいへんよろしい。

まぁ別に、趣味なのだからタイパがよくなくたってぜんぜんかまわないのだけれど…こういう趣味もあっていい。なんか自分の中でバランスが取れていると思う。

時間があったのでもう一つ書いた:

(花震ふ富士山火山性微動)

これは東国原英夫さんが「プレバト!」という番組に出していた句。印象に残っていた句にこんな形で再会するのもまたよし。

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