座間・さくら百華の道に咲く64品種の桜。昨日見物にいけば、染井吉野の後継品種の小松乙女・神代曙・アーコレードが見頃でしたので、この記事は見比べ用に画像増加で投稿します。
トップ画像は小松乙女です。
ご存知のように染井吉野の寿命は長くない。長くとも100年程度と言われていて、幕末に作出された染井吉野は既に植え替え時期となりました。
ところが、染井吉野は最初の1本をひたすらコピーして全国に植えていったので、病気には弱かった。1本病気になると、あっという間に広がってしまうのです。
で、現在はもう染井吉野の苗木は売られてません。で、推奨の後継品種が数種類ありました。が、最近は神代曙が一押しのようで、各地に植栽されています。
染井吉野の後継品種として1歩リード中の神代曙は、ソメイヨシノより1週間程度早く見頃となります。座間・さくら百華の道へ3月24日お昼頃見物に行ったらば、既に満開となっていました。
神代曙です。
神代曙の見た目は染井吉野に勝るとも劣らない。
けども花数はソメイヨシノが圧倒的。綺麗は綺麗だけども。神代曙が後継となるのは物足りなさがあるなあ。
こちらはさくら百華の道別の場所の神代曙です。ここも満開のタイミングです。
続いてアーコレード。
アーコレードも綺麗な桜でしょ?染井吉野は満開期は桜色というより白いので、淡いピンクのアーコレードは女性に人気になる桜だと思う。けども、やはり花付きが染井吉野と比べものにならない。で、これは個人的感想なのですが、アーコレードはソメイヨシノより更に見頃の時間が短いように感じる。確かここ座間・さくら百華の道の全長で併せて10本前後のアーコレードがありますが。どれも花数はあんまり多くない。今年だけかな?いや、去年も似たようなぼやきをした気がする。
近くで咲く花海棠。さくら百華の道は全長1600メートルもありますから、道々にいろんな花が植栽されてます。ってな事で、ソメイヨシノの後継の品種紹介として一旦ここで区切ります。続いて昨日、3月24日に鑑賞した他の品種紹介の記事を投稿します。
各地で桜の満開便りが届きますが、コロナ禍の中でどこを訪れた方がよいか迷う毎日です。
昨日は、久しぶりに隅田公園の桜を見てきましたが、湘南の桜もまもなくのようで楽しみです。