アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

12月18日(日)のつぶやき(リブログ)

2024-12-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 最高気温3、8度(最低気温0、1度)。

カーテンを開けるとそこは雪国だった・・・。

シンと静かにキンと冷えた朝の寝床で、もしや?と予感がして、起きぬけにカーテンを開ければ、

やはり!白く大粒な雪が音もなくシンシンと降っていました。

しばしボーゼンと、白くそまった庭を、空をながめる。はやすぎませんか、と。

よし、雪の四万十川を撮りにいくのだ、とお高いマウンテンジャケットを着て、

カメラを手に取り、出かけようとしますが、ああっ、こんな時に限ってカメラはバッテリー切れ・・・。

ベランダのガラス戸を開けはなち、コタツで丸くなり、雪見をしている間にバッテリーを充電し、川へ。

どんより暗い雪空の下で、山はうっすらと雪化粧をしてますが、

川原や沈下橋には、雪は積もっておらず。ん~ザンネンです。川についたとたん雪はやんじゃうし。

凍えをはらんだ冷気と風に、長居はできません。はやばやと家にもどることに。

 

近道しようと、いつもは通らない狭い裏道をゆけば、

(陽があたらず)緑苔がついた急坂で、つるっと足を滑らせ転んでしまいました。

片腕と腰をしたたかに打った痛さより、お高いマウンテンジャケットが破れてしまったことの方が痛い。哀号。

悲しみは雪のように・・・積もらないでね。どんな人生にも雨(雪)の日はありますよね。


川よ(本の紹介)

2024-12-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

著者 : 天野礼子
日本放送出版協会
発売日 : 1999-03

 「川よ」たまには、本の紹介なども *2012年冬に投稿したものを再掲です。

 

 「川の民」の暮らしを抱いて流れゆく川。

その清流が、文明によって“護岸”され、悲鳴を上げている。

悠久の“川の国にっぽん”。川と共に生きるとは何か。「BOOK」データーベースより。

 

 四万十川の章では、

・不必要だと思われる開発ついて・ダムの問題について

・川原を大切にしようという思想について、スルドイ視点で書かれています。

「四万十川では、あらたな憲章も作られ、川で遊ぶ人は四輪駆動車でドカドカ川原をゆかず、

川原を大切にしようという思想にまでたどりついている。

こんな四万十川ならば「世界遺産」になっても、オーバーユースで(人が...はいりすぎて)

川が破壊されるようなことにはならないように、あらかじめ考えておくという知恵も出るだろう」

「四万十川編」より

 

 この一文には、耳が痛い観光&カヌー業者(自分も含め)も多いのではなかろうか?

今、四万十川沿いの国道の2車線化が進んでます。

しかし、便利になる分、危惧されるコト(ケアしなければいけないコト)も増えてきそうです。

これからの時代は、川がより良くなることを想像し、

「創造する知性、知恵、行動」が大事になってゆくのではないか、と思うのでした。