アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

温泉に逃亡なのだ

2005-08-04 | 四万十川 夏

  最高気温33度。

 「休もう!」と決めても、家にいればついダラダラと仕事をしてしまう。

今の僕は、ちゃんとけじめをつけてリラックスする必要がありそうです。

「そうだ!おおきな湯船でのんびりしよう」

我が家の湯船は非常に小さく、まともに足ものばせません。

僕は半日、近くの温泉に逃亡するコトに。

 

 四万十近辺の温泉事情はあまり良くありません。

いろんな成分をふくんだ本格的な温泉はなく、風呂上りの「残留ぽかぽか度」が低いところばかりなのです。

(あるのかなぁ?誰か知ってたら教えてください)

 

 「湯の質がダメなら景色かな?」

眼下に海をのぞめると聞いていた、大方町東はずれの「井の岬温泉」へゴー!

井の岬ホテルは、海に面して古びたコンクリート製の哀愁ただよう温泉ホテルです。

温泉はその建物の中にあった。露天風呂はナッシング。

お湯は単純温泉で34.2度。入浴料金は600円。

 

 あまり広くない洗い場。6畳ほどの広さの湯船。

窓の外では、土佐湾の波が銀色にうねっています。

風呂場には僕以外には誰もいません。「ラッキー!!」。

風呂の中で泳いだり潜ったり、湯船のふちにあおむけでゴロゴロとやりたい放題でした。

湯の中にフナ虫が沈んでいたのは、まぁご愛嬌か・・・。

ザンネンなのは、換気扇の「ゴーッ」という音がうるさく、潮騒がちっとも楽しめなかったことです。



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