最高気温21、8度(最低気温17、5度)。小雨のち曇り。
午前中の四万十は、ポチャポチャと弱い雨がふってましたが、
雨がやんだ昼さがりの空は、少しづつ明るくなって、おっ、夜には晴れるかも?と期待をもたせてくれます。
今夜は、満月(フラワームーン)なのです。
流域の人口が少ない四万十川。
その川原は、家灯りや外灯などの明かりの影響がちいさく、夜がしっかりと暗く、月本来の明るさを体感できます。
そんな、月や星を見るにもよい川原で、
焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、フラワー・ムーンをのんびりながめるのも、またヨロシです。
ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。
「あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。
23日、ちんかばしのかわらでおつきみしますから、
おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」。さのねこ 拝
♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪
よい月が見える夜に、家にいるのは、すこしもったいないような気分になります。
そして時に月は、ムーンライト・マジックで僕らを別世界につれていってくれます。
四万十川で。
月夜の川にカヌーをすべらせ、ムーンライトながれる水面にこぎだす。
月光に、蒼白く照らされた川原、シルエットになった低い山々。
聞こえてくるのは、鳥と獣の声、風と瀬の歌、パドルの音。なんて魅惑的な、ムーンライト・カヌー。
月の岸辺にあがり、シングルモルトウイスキーをいっぱいやれば、思わず月に吠えたくなる。
熱風大陸で。
月夜のアウトバックでバイクにまたがり、ムーンライトつくる月大陸を走る。
月光に、白々とだまりこむ土獏。シルエットになった灌木。
聞こえてくるのは、愛車の鼓動、風をきる音。なんて幻想的な、ムーンライト・ライド。
月の丘にのぼり、ビールをいっぱいやれば、思わず笑うオトコに吠えたくなる。
*豪州では、月の模様は「笑う男」と呼ばれている。
冬のスキー場で(冬山にこもっている時)。
月夜の山にスキーをすべらせ、ムーンライトてらす(クローズされた)ゲレンデをくだる。
月光に、ほの白くひかる雪面。シルエットになった森と山々。
聞こえてくるのは、スキーのすべる音、風をきる音。なんて夢幻的な、ムーンライト・スキー。
月の急斜にすわり、ワインをいっぱいやれば、思わず月に吠えたくなる。
ムーンライト・マジック。
しばし憂き世をわすれて、別世界にうたかたの旅をするのも、またオツなものですね。
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