レターフロムS 番外仁淀川純情? 前編 期間限定公開終了
今回のレターは、番外「仁淀川純情?編」です。*データーなどは2004年当時のものです。
仁淀川は、四国山地を蛇行して流れ、高知市の西で土佐湾にそそぐ142キロの川だ。
源流は、愛媛県にある四国の最高峰、石鎚山(1982m)。
この川の中流部にはダムが多い。しかしダムから下流でも水質がよく、景色もよいということで
最近では、カヌーツーリングを楽しむ人達もふえているそうだ。
(四万十川よりも水の透明度がよい、という話はよくききますが・・・)
ちょっと前に僕は、この川でキャンプして、川遊びをしたことがある。
その後、「カヌーで下って遊んでみたい」と思って再度出掛けたのだが
「天候不良&増水」によって2回程断念していた。
今回は、まだ日差し強く、水温が高い時期に下ろうと、車にカヤック、キャンプ道具、自転車を積んだ。
8月31日。午前11時、家を出発!
空は霞がかかった晩夏の青空。気温30度。
土佐湾を右手に、気もちのイイ海風を感じながらルート56を東へ向かう。
車中、初めてパドルを入れる仁淀川の事を想像しワクワクするが、
同時に、今回ソロで下るので、ここち良い緊張感もある。
まるで初めてつきあった女の娘と、初めてデートする前の時のような気分。
ちなみに、初デートは2人で映画を観に行った。
けれど、緊張のあまり僕はまるで覚えちゃいない、映画の内容や、なにを話したかを。
「ウブだったんだねー」
四万十から東へ110キロ走り、仁淀川中流の越知町へ。
越知町よりやや上流に、四国電力の筏津ダムがある。ここから下流にはダム及び堰堤はない。
今回は、2日かけて越知町~伊野町仁淀橋までの約30キロを下る予定。
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