三笑亭笑三師匠。
なんでか好きなのよ。
基本的には、談志ファンのこの私だが。
もし「噺家になるのに誰かの弟子入りするなら?」と聞かれたら
「笑三師匠」と答えるだろう・・・って感じの好きさ。
優しそうってのもあるが。
なんか
佇まいが、もう「落語家さん」って感じで良いのよ。
「物知りの御爺ちゃんが、面白い話をしてくれる」
本来の落語家さんのイメージ、そのまんま。
白髪のオールバックで、痩せてて、それなりに枯れてるけど、お元気で、声にツヤと張りがあり良く通る。
まぁ、今回ひさびさにお声を聴いて
「声は桂米丸師匠にも似てるな」とも思ったが
風貌は、髪に白い物は増えられたものの
「親しみやすい故三遊亭円生師匠」てな雰囲気で。
古典をやられるワケでもないが、これでも神社仏閣ネタで笑わせてくれ。
「落語や舞台は生が一番ですよ」「要望あれば、こっちから寄って行くんだから」
・・・と
座布団から降りて、最前列のお客さんのまん前まで近寄って語り掛け
私のようなファンを喜ばせてくれた。
そのサービス精神に感激・・・。
初めて御姿を拝見した時、すでに御爺さんであったが。
今回みても殆んど御姿は変わっていらっしゃらない。
なんと、御年80歳!(落語家としては、故・林家三平師匠と同期)
本当にお元気で、声のツヤにも衰えが無い。
「新作派」とはいえ、やろうと思えば古典落語も充分コナせる方の筈。
大ネタは「円生・文楽ら往年の大師匠を知っているから(笑三師匠の真打口上を大師匠にやってもらったとか)・・・自分が演るのは、おこがましい、恥ずかしい」と、舞台で掛ける事はなさらないそうだが
もう、故人となって時間の経つ「円生・文楽」の大看板の落語を生で体験した者は数少ないだろうし
笑三師匠の声、滑舌、リズム、風貌なら、充分に聞かせて戴けるんじゃないか・・・と僭越ながら思う。
好きな師匠なんだから、もっと見に行かなきゃダメだな。
そう思った三が日過ぎでした。
――続く
なんでか好きなのよ。
基本的には、談志ファンのこの私だが。
もし「噺家になるのに誰かの弟子入りするなら?」と聞かれたら
「笑三師匠」と答えるだろう・・・って感じの好きさ。
優しそうってのもあるが。
なんか
佇まいが、もう「落語家さん」って感じで良いのよ。
「物知りの御爺ちゃんが、面白い話をしてくれる」
本来の落語家さんのイメージ、そのまんま。
白髪のオールバックで、痩せてて、それなりに枯れてるけど、お元気で、声にツヤと張りがあり良く通る。
まぁ、今回ひさびさにお声を聴いて
「声は桂米丸師匠にも似てるな」とも思ったが
風貌は、髪に白い物は増えられたものの
「親しみやすい故三遊亭円生師匠」てな雰囲気で。
古典をやられるワケでもないが、これでも神社仏閣ネタで笑わせてくれ。
「落語や舞台は生が一番ですよ」「要望あれば、こっちから寄って行くんだから」
・・・と
座布団から降りて、最前列のお客さんのまん前まで近寄って語り掛け
私のようなファンを喜ばせてくれた。
そのサービス精神に感激・・・。
初めて御姿を拝見した時、すでに御爺さんであったが。
今回みても殆んど御姿は変わっていらっしゃらない。
なんと、御年80歳!(落語家としては、故・林家三平師匠と同期)
本当にお元気で、声のツヤにも衰えが無い。
「新作派」とはいえ、やろうと思えば古典落語も充分コナせる方の筈。
大ネタは「円生・文楽ら往年の大師匠を知っているから(笑三師匠の真打口上を大師匠にやってもらったとか)・・・自分が演るのは、おこがましい、恥ずかしい」と、舞台で掛ける事はなさらないそうだが
もう、故人となって時間の経つ「円生・文楽」の大看板の落語を生で体験した者は数少ないだろうし
笑三師匠の声、滑舌、リズム、風貌なら、充分に聞かせて戴けるんじゃないか・・・と僭越ながら思う。
好きな師匠なんだから、もっと見に行かなきゃダメだな。
そう思った三が日過ぎでした。
――続く