あるBOX(改)

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ビデオ観戦記「カーメン・バシリオvsトニー・デマルコ第二戦」

2011年05月06日 | ボクシング
ボストン・ガーデン
1965年11月30日
世界ウェルター級タイトルマッチ

王者:バシリオ(初防衛)47勝21KO11敗7分け
挑戦者:デマルコ(前王者)47勝27KO6敗1分け

トップコンテンダーとして時の王者デマルコに挑み、12RKOで
王座を奪取したバシリオ。
今度はデマルコの地元ボストンで、立場を変えての対戦となった。

見るからに頑強な白人ファイターの両者だが、序盤はセオリー通りの
ジャブの交換。
復讐を誓うデマルコが右を狙って効果的。
1stラウンドはデマルコか。

白黒画像はハイライトの為、試合は第5Rへ。
デマルコは好調。
左フックでタフなバシリオがロープへ飛ぶ。タイトル奪回許すまじと
反撃するバシリオ、肘の角度を折った左フックを捻じ込む。

11Rもデマルコが先制するが、ややスタミナ切れの兆候が。
頭を付けた打ち合いならバシリオの馬力が優る。

第12R、バシリオが追いデマルコが下がる展開。
たまにデマルコが攻めに出ても、身体が流れてバシリオの反撃を受ける。

不器用そうだが、状況状況でバシリオのパンチは角度が微妙に変わる。
短い距離でも打ち抜きが効いているからデマルコは堪らない。
身体が流れた所にバシリオの右フックが何度も打ち下ろされ、デマルコ
前のめりにダウン!

立ってもフラフラの(今なら間違いなくストップ)デマルコを情け容赦
なく連打するバシリオ。
右フックで動きが止った相手に、力のこもった右を打ち込むと、デマルコ
再び前のめりにダウン。
レフェリーが左手を掴んでデマルコの身体がキャンバスに叩き付けられる
のを防ぐとともに、残りの手で試合終了を宣した。

バシリオというと、ロビンソンのパンチに耐え、スタミナ満点の攻めで
帝王を攻略したというイメージが大きかった。

しかしこのデマルコ戦では、スラッガー的な側面も見れて、私は結構
楽しませて貰いました。