あるBOX(改)

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東電・清水社長、土下座行脚

2011年05月13日 | 生活
原発事故の発生直後、東電のコメントは社長から発せられる事は
殆ど無かった

大地震発生の二日後に会見して以来姿を隠し、体調不良を理由に入院
矢面に立つのを避けていた社長が再びマスコミの前に現れたのは
大地震から1ヵ月後

福島県庁などを訪ね、
「(国民に)苦労や心配をおかけし、深くお詫びしたい」と頭を下げたが、
至る所で冷たい反応しか受けられなかった

当然といえば当然だがね



過疎の町に札束で頬を叩くような誘致を行い
「村おこしイベント」を東電協賛で東京開催

飴と鞭を使って原発を建設し、下請け作業員の被爆を隠し
マスコミに広告費をバラ撒き、芸能人と文化人を使って
「クリーン・エネルギーのイメージ」を拡げてきた結果

(M.9という想定外の大地震を被災したとはいえ)原子炉損傷による
高濃度の放射能漏れ・・・という未曾有の事故引き起こしたのだから
・・・なぁ

そりゃ、被災地の方々から怒号を浴びるのも仕方ないわな

※そう考えると原発て、米軍基地と通じる物があるな
  皆が消極的に必要性を感じながら「自分達の町には不要」と思い
  過疎の町などが犠牲となって誘致される現状・・・とかね



お詫びの言葉を述べる清水社長の口調は抑揚もなく、まるでロボットのよう
お詫び行脚は続き、各地を訪問したが
まるで抜け殻のようなその姿は同情を買うわけでもなく、皆の恨めしい
視線を浴びるのみだった・・・そうな

まぁ、東電は解体するしかないでしょう
被災者への保障だけでも莫大な持ち出しが予想され、もはや東電のみでは
賄えないのは明白

資産の処理から、組織分割から、外部に委ねるしかないでしょう・・・