あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

英国ロックの深い森②

2011年05月28日 | 英国ロック
ホント、この森は深いよ

ほとんど知らなかったバンドでも
ジャケット買いしから凄く良かった・・とか
英国ロック本で紹介されてたから聴いてみたらド嵌りした・・・とか

枚挙に暇がない

そして
『アルバム1~2枚で消滅したバンド』が作ったアルバムの味わい深いことよ・・・

これが
長く続いたバンドの作品より印象深かったりするのよね
※意外と
  キャメルやムーディ・ブルースやバークレイ・ジェイムス・ハーベスト
  辺りより気に入ったりするから参っちゃう



今回、最初に引っ張り出したのが『グレイシャス』

バンド名と同じタイトルの1stは、1970年の作品
ジャケからしてインパクト大



80年代以降のテクノバンドのジャケットと言っても不思議じゃないシンプルさ

しかし内側のスリープはサイケテイストのイラスト
う~んヒネリが効いている



そして音楽は結構ポップ
ビートポップの香り残しながらも
VERTIGOレーベルのマニアックな部分を代表する曲調

ハード気味なギター、エフェクト効いたドラム、クラシカルなチェンバロ、
そして必殺のメロトロン

一曲目は「イントロダクション」
曲名だけ聞くと短いインストかと思うが、堂々とした歌入りの1曲

それが唐突に終わると同時に叩かれるタムの2連打
ここで既に2曲目の「ヘヴン」が始まっているのだが

この響きが、もう堪りません

霧の中から届いてくるような残音が効いたタム2連打

ここだけ聴きたくてこのCDを再生するほど私は好きだったりする
(ここだけは☆☆☆☆☆)

全体の曲調は、ブリテイッシュプログレ好きなら参ってしまう繊細な隠し味が効いてるし、
ときおり挟まれるクラシック名曲(ベートーベンの「月光」など)のフレーズや
ビートルズのパロディなどが楽しい

サイケロック的なプログレ曲が詰まった1枚

ああ、また暫くヘビーロテーションが続きそう・・・