やった!村田が金メダルを獲得した!
東京大会以来48年ぶりの快挙は、本日(日本時間)早朝5時半過ぎに行われ、ファンはNHKの生放送に夢中になった。

<ロンドン五輪ボクシング>
【男子ミドル級決勝】
○村田諒太 判定 エスキバ・ファルカノ・フロレンティーノ
(採点14―13)
村田諒太(26才/東洋大職)は、レニー・クラヴィッツの「Are You Gonna Go My Way」が流れる会場に笑顔で入場。
※せっかく英国なんだから、よりヴォーカルがパワフルなトム・ジョーンズ版を流せば良かったのに・・・。
花道で知人を見つけて片手でハイタッチしてリングに向かう村田はリラックスしている印象。大したもんだ。
試合開始とともに村田は得意の接近戦で攻め込む。
ガードしながら左右フックをボディにメリ込ませ、顔面に右ストレートを打ち込む。
相手は1R終盤にはフットワークを使って村田の攻勢をしのぐ。
これまでのスロースタートとは違い、初回から5―3で優位の村田。
第2Rは相手が足を使って回転の速いパンチを繰り出してきたが、要所で強打をまとめて4―5。
最終回勝負になったが、相手は露骨にヒットエンドラン。
村田が接近すれば抱きつきに出て、レフェリーから減点を言い渡された。
プロの人気選手なら許されたうえ「ペースを握っている」と解釈されない戦術だが、アマは「そんな見せ掛けは通用しない」ってトコか。
拍子抜けするほど決勝では減点が早かった。
プロじゃ坂田はパーラに逃げられたが、むしろアマルールなら勝てたんじゃないか・・・てな印象。
もうアマとプロの採点基準が逆になった気がするよ。
村田の重いボディーブローが有効で、採点上には反映されなくとも終盤のラウンドで相手の足が止まるし。
そこを強打で上下にたたみ込まれるんだから相手は堪らない。
第3R、いつもは追い上げる村田が初回から行った反動か、疲れ気味。
フロレンティーノ(ブラジル)の速い連打で防戦一方になったり真っ直ぐ下がったりのシーンもあったが、残り10秒で得意の右のストレートを決め、最終回を5―5でしのぎ、1点差で勝利した。
解説者の「やった!」の声と一緒に私もガッツポーズ。
判定の結果がわかると、両手を上げて笑顔を浮かべた村田。
五輪のミドル級制覇という偉業達成だ!!

表彰式で流れる君が代と、村田選手の首に掛けられた金メダルを見て感動。
1964年・東京五輪の桜井孝雄さん(今年1月に死去)以来、日本選手48年ぶり2個目の金メダル獲得となった!
日本選手団は今大会6個目の金メダルを獲得。
ボクシングでは、男子バンタム級・清水聡(26才/自衛隊)の銅メダルと合わせ、史上初めて1大会で複数階級のメダルとなった。
なお、銀メダルとなったフロレンティーノも同大会で兄弟メダリストになる記録を達成。
これもブラジルで偉業になっただろう。
村田諒太選手は、1986年1月12日、奈良市生まれの26才。
「やんちゃだった」という奈良市立伏見中時代、
1年の3学期に金髪に染めて登校した事に対し、激怒した担任は近くの奈良工高ボクシング部に連れて行き「精神鍛錬」を施したそうな。
中学3年から大阪市の進光ジムに通い、日本Jウェルター級防衛記録を持つ桑田弘さんから目を掛けられたとのこと。
串木野さんや桑田さんら、ウェルター級・Jウェルター級の強打者が育った進光ジムだ。
村田選手のパワーも、そんなトコロで伸ばされたのかもしれない。
日本のアマボクシングの組織改善も村田の後押しをしたように見えた。
国際大会への選手派遣も増え、アマプロの交流も活発になっている。
改革を定着し、アマプロ交流も継続して欲しい。
今回の成果を今後の大会につなげる事が求められる。
なお、ミドル級決勝の前にはバンタム級・清水選手の表彰式も行われたが、
準決勝で戦ったルーク・キャンベルは金メダルを獲得していた。
銀メダルはアイルランド選手だったから、さぞや会場は盛り上がったろう。
TVではLウェルター級決勝のソトロンゴや、ヘビー級決勝も放送されてたから、この後ゆっくり録画映像を見るとしよう。
とにかく村田選手、おめでとう!!
東京大会以来48年ぶりの快挙は、本日(日本時間)早朝5時半過ぎに行われ、ファンはNHKの生放送に夢中になった。

<ロンドン五輪ボクシング>
【男子ミドル級決勝】
○村田諒太 判定 エスキバ・ファルカノ・フロレンティーノ
(採点14―13)
村田諒太(26才/東洋大職)は、レニー・クラヴィッツの「Are You Gonna Go My Way」が流れる会場に笑顔で入場。
※せっかく英国なんだから、よりヴォーカルがパワフルなトム・ジョーンズ版を流せば良かったのに・・・。
花道で知人を見つけて片手でハイタッチしてリングに向かう村田はリラックスしている印象。大したもんだ。
試合開始とともに村田は得意の接近戦で攻め込む。
ガードしながら左右フックをボディにメリ込ませ、顔面に右ストレートを打ち込む。
相手は1R終盤にはフットワークを使って村田の攻勢をしのぐ。
これまでのスロースタートとは違い、初回から5―3で優位の村田。
第2Rは相手が足を使って回転の速いパンチを繰り出してきたが、要所で強打をまとめて4―5。
最終回勝負になったが、相手は露骨にヒットエンドラン。
村田が接近すれば抱きつきに出て、レフェリーから減点を言い渡された。
プロの人気選手なら許されたうえ「ペースを握っている」と解釈されない戦術だが、アマは「そんな見せ掛けは通用しない」ってトコか。
拍子抜けするほど決勝では減点が早かった。
プロじゃ坂田はパーラに逃げられたが、むしろアマルールなら勝てたんじゃないか・・・てな印象。
もうアマとプロの採点基準が逆になった気がするよ。
村田の重いボディーブローが有効で、採点上には反映されなくとも終盤のラウンドで相手の足が止まるし。
そこを強打で上下にたたみ込まれるんだから相手は堪らない。
第3R、いつもは追い上げる村田が初回から行った反動か、疲れ気味。
フロレンティーノ(ブラジル)の速い連打で防戦一方になったり真っ直ぐ下がったりのシーンもあったが、残り10秒で得意の右のストレートを決め、最終回を5―5でしのぎ、1点差で勝利した。
解説者の「やった!」の声と一緒に私もガッツポーズ。
判定の結果がわかると、両手を上げて笑顔を浮かべた村田。
五輪のミドル級制覇という偉業達成だ!!

表彰式で流れる君が代と、村田選手の首に掛けられた金メダルを見て感動。
1964年・東京五輪の桜井孝雄さん(今年1月に死去)以来、日本選手48年ぶり2個目の金メダル獲得となった!
日本選手団は今大会6個目の金メダルを獲得。
ボクシングでは、男子バンタム級・清水聡(26才/自衛隊)の銅メダルと合わせ、史上初めて1大会で複数階級のメダルとなった。
なお、銀メダルとなったフロレンティーノも同大会で兄弟メダリストになる記録を達成。
これもブラジルで偉業になっただろう。
村田諒太選手は、1986年1月12日、奈良市生まれの26才。
「やんちゃだった」という奈良市立伏見中時代、
1年の3学期に金髪に染めて登校した事に対し、激怒した担任は近くの奈良工高ボクシング部に連れて行き「精神鍛錬」を施したそうな。
中学3年から大阪市の進光ジムに通い、日本Jウェルター級防衛記録を持つ桑田弘さんから目を掛けられたとのこと。
串木野さんや桑田さんら、ウェルター級・Jウェルター級の強打者が育った進光ジムだ。
村田選手のパワーも、そんなトコロで伸ばされたのかもしれない。
日本のアマボクシングの組織改善も村田の後押しをしたように見えた。
国際大会への選手派遣も増え、アマプロの交流も活発になっている。
改革を定着し、アマプロ交流も継続して欲しい。
今回の成果を今後の大会につなげる事が求められる。
なお、ミドル級決勝の前にはバンタム級・清水選手の表彰式も行われたが、
準決勝で戦ったルーク・キャンベルは金メダルを獲得していた。
銀メダルはアイルランド選手だったから、さぞや会場は盛り上がったろう。
TVではLウェルター級決勝のソトロンゴや、ヘビー級決勝も放送されてたから、この後ゆっくり録画映像を見るとしよう。
とにかく村田選手、おめでとう!!