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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

サンタナ・ライヴの余韻

2013年03月13日 | ライヴ
まだ少し呆けております。

サンバやアフロ、いろんなリズムに飲み込まれ、
「ブラックマジック・ウーマン」から「ジプシークイーン」へ怒涛のなだれこみに圧倒され
カルロス・サンタナさんの年齢を超越したパワーには敬服するのみですわ。



リズムに関しては、ここという時に「タメ」てくれた印象あり。
少し前にDVDで見た、93年ライヴDVD(サンタナのデビュー25周年記念の母国メキシコ・ライブ)では、
観客が自分から踊ってくれるからリズムは流しっぱなしな感じだったが

今回の公演はテンポの緩急もクライマックス直前の「タメ」も利きまくり、「おお!」と思わせる演奏の連続でした。
最近の「北米ラティーノ向けのポピュラー・ミュージック曲(?)」でも、原曲より長尺に演奏。
後半はソロの応酬、怒涛のリズム隊が雪崩れ込んでエンディングに突入する盛り上がりで、充分に盛り上がれました。
(アリーナ席だったら踊ったんだけどなぁ・・・)

「Jingo」の冒頭ではメンバー紹介あり、各メンバーがそれぞれ短いソロを披露。
コンガの連打も会場を盛り上げた。ヴォーカリスト2名もマラカス振ってるし、本当に使えるだけのリズム楽器を投入している感じ。

サイド・ギタリストは縦乗りのリズムに乗せて「Message In A Bottle」を1コーラス熱唱。
ハイトーンのヴォーカルが相当に上手い。レゲエのリズムだったもんだから一瞬ポリスの曲とは気付かなかった。



最近はレゲエもラップ調だし、そういうのも全部飲み込んでるんだよな、サンタナ・ミュージックは。
ギターソロの途中で「さくらさくら」の旋律も織り交ぜたサービス精神にも感服・・・。

会場のウーマンたちに「幸せな人生を送っているかい?」と尋ねるカルロス・サンタナ。
「イエ~イ!」と返答する女性客。

気のせいか、普段行くクラシックロックのライヴ会場に比べて女性の比率が多い気がする。
私の両脇は女性だったし。カップル率も高かった。

サンタナの官能の音楽は、女性にとっては魅惑の存在なんだろうな。
私の隣の女性も終始拍手して、最後は立ち上がっておいででしたよ。


※武道館公演のセットリストを「セットリスト・サイト」から拾ってきました

2013.03.12 SANTANA In Budokan 

(Milky Way Intro)
01. Cloud Nine (with "Coming to Get You" ending)
02. Love Is You Love Is Me
03. Black Magic Woman / Gypsy Queen
04. Oye Cómo Va (Tito Puente cover)
05. María María
06. Foo Foo
07. Europa (Earth's Cry、 Heaven's Smile)
08. Batuka / No One to Depend On
09. Taboo
10. Exodus (Bob Marley & The Wailers cover)
11. Corazón Espinado
12. Jingo
13. Evil Ways / A Love Supreme
14. Smooth / Dame Tu Amor
 ~encore~
(Woodstock Chant)
15. Soul Sacrifice
16. Bridegroom



さてさて、今後のサンタナさん。
インストアルバムも出したし、クラシックロックのカバー集も出したし。

まだまだ、カルロスさんの創作意欲に衰えは無い模様。
初期メンバー再編や、アフロロックの再現も噂されている。

その辺は、ぜひ期待したいトコロですな。