あるBOX(改)

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「少女革命ウテナ展」を見に行く

2013年03月23日 | 生活
池袋まで出向き



東口の駅ビルでもある西武デパートに入り
別館2階・西武ギャラリーへ。

地下のリブロ前の通路に直ぐ案内の表示が



エスカレーターで2Fに上がったら凄い行列。

驚くばかりのウテナ人気。女性が8割以上だが、男性の姿もチラホラ。
ロリータ系の衣装に身を包む素敵な外人女性もいる。
凄い。海外の若年女性にも人気か。ウテナ、90年代アニメなのに。

20分以上は並んだろうか。
しかし、ウォークマンに「ウテナCD」プレイリストを仕込んでいた私に死角は無かった。ウテナ楽曲を聴きながらだから、長さは感じなかった。



入場料は一般500円であったが、その前に「クラブ・オン」カードを作った私に、これまた死角は無かった。
会員は、カード提示で入場無料。持参の事前チケットでポストカードをGET。



幾原邦彦監督トークショーは早々に定員終了だったそうな。

まぁ、そこまで行くつもりは無かったからイイが、その人気には驚くばかり。
「輪るピングドラム」も人気で、続編も期待されているから、今も旬のクリエイターという事だろう。



入ったら設定画やセル画などの展示がズラリ。
台本や(後に変えられた)初期設定イメージも、ガラスケース内に飾ってある。

これが人気で、見てる人が動かないから列が進まない。
みな行儀がイイし、同じように見たいから動かない。
まぁ、パネルに接近して見なきゃスイスイ進めるのだが、肝心な文字情報は近づかなきゃ識別不能だから仕方ない・・・か。

特にキャラクターデザインを担当した長谷川真也さんのコーナーが初期設定と同じ場所って事もあり人気だ。
私は少し遠目に見たが、各キャラクター・パネルの美麗な絵に「やはり全員が魅力的だなぁ」と感じ入る。

中央には再現された「花嫁」アンシーのドレスが展示されている。素材の質感から色合い、フォルムまでコダワリが感じられる。



モニターではウテナとピングドラムのOP映像が流れている。
集まって見つめる観覧客。

愛されたアニメだなぁ・・・。



「輪るピングドラム」の展示も奇麗な絵に見入る。
脇に公式グッズの物販コーナーがあったので、図録を購入。
Tシャツやティーカップ、ソーサーなどがあり、欲しい物もあったが断念。
特にボーリングジャケットには手が伸びかけたが、サイズLでは不安があったので断念。
(LLじゃないと胸部が苦しい事が多いのよね・・・)

もっと見たかったが混雑がシンドかったので断念。
また、行こうかな・・・なんて思いながら会場を後にした。

せっかくだから池袋で昼食を・・・って考えたところで、入場時に貰った西武デパートのレストラン階ワンドリンク・サービス券を思い出した。
なお、クラブオン・カード入場者にはチケット半券は無かった。
(まぁ、無料だったから贅沢は言いませんがね)



そのとき渡された「ワンドリンク券」の中に「九州じゃんがらラーメン」のチラシあり。
「ウテナ」の世界とまるで掛け離れたチラシに興味を引かれ、そのままレストランフロアへ。

「黒ウーロン茶」を1杯サービスしてもらい、「とんこつラーメン全部のせ」をオーダー。
腹いっぱい食べて帰途についた。

心もお腹も満足の1日でありました。

JBC、新垣諭を世界王者認定の方向へ、高山勝成には再申請待ち

2013年03月23日 | ボクシング
IBF参加がニュースとなったJBCだが 
それに伴い、1984年にIBF世界バンタム級初代王者になった新垣諭氏の扱いについては、
JBCの秋山弘志専務理事は「正式な話ではないが、すでに関係者から要請があり(世界王者と)認める方向」とコメント。
本人から申請があり次第、資格審査委員会で協議するとの事。

ながらく「知られざる世界王者」と言われた新垣氏、申請するかは御本人次第だが
沖縄のボクシング興行パンフの「世界王者一覧」には、既に名前と写真が載ってたりしたので
(沖縄の同胞意識は素晴らしいですねぇ・・・)
「幻の王者」が正式認定されるのには感慨深い思いがする。



まぁ、決定戦で「初代王者」となった新垣氏も、相手のマグラノはバンタム以下の選手だったし、
新垣自身もそれ以前にIBF世界ライトフライ級王座決定戦でドディ・ボーイ・ペニャロサ(比)にKO負けして病院に運ばれる惨敗を喫した「水増し選手同士」のバンタム試合だった感は拭えない。

初防衛には成功したが、これも物足りない相手だった印象。
次の試合で陥落したから、「世界王者」としての実績は無いに等しいと思う。

それでも、今回の認定機運の高まりに感傷を覚えるのは、やはり彼が「逆境の中、敵地で強豪と戦った選手」だったからだ。

王座陥落試合はオーストラリアで行われ、相手はなんと後の三冠王者ジェフ・フェネック。
無冠時代から勢いとパワーで知られ、豪州ではスター候補で、後のリッキー・ハットン(英)にも似た勢いがあった。

傷TKOで敗れた新垣は、再戦でも同様の敗戦。
実質完敗だったが、フェネックの突進にサウスポーからのジャブと足、ワンツーで対抗する姿には感動を覚えた。

後の六車卓也と似た感覚だ。
決定戦の相手は「世界」を冠するには物足りなさ過ぎ、防衛戦でも実績は残せなかった。
しかし、王座奪還を目指し強敵に挑んだ試合での奮闘ぶりで(六車の場合は、あのウィルフレド・バスケス戦)で「ああ、やはりこのボクサーは世界を冠するに相応しい戦いをする選手だったのだ」と胸を熱くさせてくれた・・・のだ。

だから、今回もし新垣氏が「歴代の日本ジム所属世界王者」として数えられる事になるならば、複雑ではあるが祝福したい。
IBFに移ったのも本人の意思というより所属ジム会長の思惑だったりの「大人の事情に巻き込まれた」ものだったしね・・・。


また、2013年現時点でも
JBCに引退届を提出してボクサー活動を継続し、3月30日にIBF世界ミニマム級王座に挑戦する元WBC世界ミニマム級王者・高山勝成についても同様の対応をおこなう方針で、
専務理事は「JBCへのライセンス再申請の依頼が無ければ、我々は認めない」と話した。
ただし、申請があれば検討するのは新垣氏に対する姿勢と同じで、まずは高山が王座奪取する事が専決だろう。

同様に海外で活動している石田順裕もJBCへライセンス再申請の意思を見せており、JBC側も受け入れる模様。

ここは、どっちも意地を張り過ぎず、相手のメンツを立てる事だね・・・。