亀城プラザ。
開始時間少し前に到着。『呉編』が行われたのと同じ場所。

1階にはグラーフ・ツェッペリン伯号の模型。
今回はじっくりと見てみる。

裏に回ると、骨組みも見れる。
思った以上に精巧。

搭乗部も再現されてます。
しゃがんで覗きこんだりする。

「映画版『この世界の片隅に』ロケ地の場所を見よう会」
(江波編)です。
会場は前回より大きなスペース。

映画館からそのまま観客がスライドして来たかのような盛況!
(片渕監督も参加ですから)
主催のブリンキーさんが本日の主旨を説明。
(一般の方なので画像では目に墨を入れさせていただきます)
「この世界の片隅に」すずさんの故郷、江波。

このセカ探検隊を3回やってる。「ロケ地見よう会」は関東では
呉に続いての開催。
ロケ地は2015年より前、映画化の話が出始めたあたりで回ってる。
挙手コーナー。「江波に行ったことある人は?」…半分くらい。

例によって事前に地図配布あり。
それを見ながらの説明。波の兎を描いた場所、埋立地。
すずさんが荷物を背負って船に乗る場所。民家があって画面と同じ
樹があったが今は切られている。何があるかというとパラソル。
映画と漫画では画面の横サイズが違うので左側を調べなければなら
なかった。(竿の様なものが刺してある)

…川沿いを歩く。
地元に古い町並みの記録を残す活動をしている人がいて、アルバム
などを見せてくれた。
川の対岸に広島刑務所。脱獄事件があったので塀の高さが分かった。
坂の多い呉に比べて平坦な道。参加者はノンビリ歩いてらっしゃる。
マイマイ新子探検隊のリピーターがいらっしゃる。余裕?

5月だったが暑かったとの事。
脇には山があり陸軍の射撃場の的場があった。浦野家の裏にある山。
片方が禿山みたいになってるのは砲弾?撃ち込まれたから。
風や空襲のせいではない。

片渕監督が殆どダッシュ+スライディングして建物下を覗き込む。
埋立地との境になる場所に建てられた証拠があると。
マイマイの時も野っ原で急に走り出したりの行動があったというので
誰も驚きません(笑)。

細い路地に入る。昔はドブ川だったところを埋め立てた。そういう
場所は多い。
江波小学校、松下商店…。学校が火事になったとか、松下商店の手前
には「サンブン」という料亭があったとか。
名物料亭だったが娘さんを亡くした店主が消沈され、戦後なくなって
しまった。

写真もないので、姉妹で走るシーンでは影だけ。
原爆では沢山の人が江波へ逃げてきた。亡くなった人は江波で弔った。
「はだしのゲン」では江波で冷たくされてたが、中沢先生個人の体験
だったんだろうなぁ。
案内の中川さんによる原爆の記憶。

爆風で散ったガラスで怪我した。
お兄さんは学徒動員で亡くなった。御自身は当時3才で殆ど記憶はない。
しかし、畳が浮き上がる程の爆風で畳下にたくさんのガラス破片があった。

ここらで休憩あり。キャラメルと金平糖が配られました。
(呉編では熱中症防止で塩飴が配布されましたねェ…)
再開後、江波の古い話が。
真水が汲めたので約1,000年くらい前から人が住んでいた。

すずさんは実家が海苔を辞めたあと貝を売ってた。貝は採れた。
売るときは、むき身にして調理しやすくした。
鰯を売りに行く人もおり、鮮度が落ちる前に刺身にしていた。
などなど、興味深い説明は尽きませんでした。
ブリンキーさんがPCの動画ファイルを捌き、監督が説明するシーンもあり。
「あ、そこ少し巻き戻して」なんて阿吽の呼吸も見れました。

ゲストの片渕監督がファイル捌きするシーンもあり、「おおっ!」っとなる
光景もあって「これは『ここまで調べた』の拡大版ではないか!!」と私は
密かに歓喜したものです。
最後、江波の手締めがありました。
色んな行事があるが、その度に手締めで締めてるそうです。
でも、けっこう難しい。「よよよい」みたいな感じだっけ?(もう曖昧)

そして、監督の挨拶、ブリンキーさん挨拶。
土浦セントラルシネマズさんへの感謝。映画館で映画を観る意義。
ゼロと1では全く違う。映画館に行きましょう…と!
12月に公開予定の「さらにいくつもの」特報予告の動画再生。
そして片渕須直監督の撮影タイム。
「オレを撮っても…」とばかりに監督は苦笑。
…というか見事な「あちゃ~顔」。皆でバシバシ撮影。

ブリンキーさん、ありがとうございました。
片渕監督、お疲れ様でした。
終了後は出口で会費を払って撤収。
出口付近では物販もあって後ろ髪引かれましたが、モノは増やせないと
断念しましたよ。

たいやき「ともえ庵」さんの出張販売もあって、すずさんラムネは買い
たかったけど、我が家から阿佐ヶ谷は遠くないから、また行けるし。
行列も凄かったからイイか…と。
ただし、片渕監督の知人の方が作られた鮮やかなグラスには目が行き
ましたけどね。機会があったら…という事で。

1階に降りて、もう一度ツェッペリン号の模型を確認。
やっぱエエわ。
次やっぱりツェッペリン号が降り立った場所の記念碑とか見たいわ。

帰りは駅で「ねば~る君なっとう煎餅」を購入。
これをもって我が家へのおみやげとする。
(あんがいコレが旨かった!)
早朝から夕方までのイベント。
皆様お疲れ様でした!
開始時間少し前に到着。『呉編』が行われたのと同じ場所。

1階にはグラーフ・ツェッペリン伯号の模型。
今回はじっくりと見てみる。

裏に回ると、骨組みも見れる。
思った以上に精巧。

搭乗部も再現されてます。
しゃがんで覗きこんだりする。

「映画版『この世界の片隅に』ロケ地の場所を見よう会」
(江波編)です。
会場は前回より大きなスペース。

映画館からそのまま観客がスライドして来たかのような盛況!
(片渕監督も参加ですから)
主催のブリンキーさんが本日の主旨を説明。
(一般の方なので画像では目に墨を入れさせていただきます)
「この世界の片隅に」すずさんの故郷、江波。

このセカ探検隊を3回やってる。「ロケ地見よう会」は関東では
呉に続いての開催。
ロケ地は2015年より前、映画化の話が出始めたあたりで回ってる。
挙手コーナー。「江波に行ったことある人は?」…半分くらい。

例によって事前に地図配布あり。
それを見ながらの説明。波の兎を描いた場所、埋立地。
すずさんが荷物を背負って船に乗る場所。民家があって画面と同じ
樹があったが今は切られている。何があるかというとパラソル。
映画と漫画では画面の横サイズが違うので左側を調べなければなら
なかった。(竿の様なものが刺してある)

…川沿いを歩く。
地元に古い町並みの記録を残す活動をしている人がいて、アルバム
などを見せてくれた。
川の対岸に広島刑務所。脱獄事件があったので塀の高さが分かった。
坂の多い呉に比べて平坦な道。参加者はノンビリ歩いてらっしゃる。
マイマイ新子探検隊のリピーターがいらっしゃる。余裕?

5月だったが暑かったとの事。
脇には山があり陸軍の射撃場の的場があった。浦野家の裏にある山。
片方が禿山みたいになってるのは砲弾?撃ち込まれたから。
風や空襲のせいではない。

片渕監督が殆どダッシュ+スライディングして建物下を覗き込む。
埋立地との境になる場所に建てられた証拠があると。
マイマイの時も野っ原で急に走り出したりの行動があったというので
誰も驚きません(笑)。

細い路地に入る。昔はドブ川だったところを埋め立てた。そういう
場所は多い。
江波小学校、松下商店…。学校が火事になったとか、松下商店の手前
には「サンブン」という料亭があったとか。
名物料亭だったが娘さんを亡くした店主が消沈され、戦後なくなって
しまった。

写真もないので、姉妹で走るシーンでは影だけ。
原爆では沢山の人が江波へ逃げてきた。亡くなった人は江波で弔った。
「はだしのゲン」では江波で冷たくされてたが、中沢先生個人の体験
だったんだろうなぁ。
案内の中川さんによる原爆の記憶。

爆風で散ったガラスで怪我した。
お兄さんは学徒動員で亡くなった。御自身は当時3才で殆ど記憶はない。
しかし、畳が浮き上がる程の爆風で畳下にたくさんのガラス破片があった。

ここらで休憩あり。キャラメルと金平糖が配られました。
(呉編では熱中症防止で塩飴が配布されましたねェ…)
再開後、江波の古い話が。
真水が汲めたので約1,000年くらい前から人が住んでいた。

すずさんは実家が海苔を辞めたあと貝を売ってた。貝は採れた。
売るときは、むき身にして調理しやすくした。
鰯を売りに行く人もおり、鮮度が落ちる前に刺身にしていた。
などなど、興味深い説明は尽きませんでした。
ブリンキーさんがPCの動画ファイルを捌き、監督が説明するシーンもあり。
「あ、そこ少し巻き戻して」なんて阿吽の呼吸も見れました。

ゲストの片渕監督がファイル捌きするシーンもあり、「おおっ!」っとなる
光景もあって「これは『ここまで調べた』の拡大版ではないか!!」と私は
密かに歓喜したものです。
最後、江波の手締めがありました。
色んな行事があるが、その度に手締めで締めてるそうです。
でも、けっこう難しい。「よよよい」みたいな感じだっけ?(もう曖昧)

そして、監督の挨拶、ブリンキーさん挨拶。
土浦セントラルシネマズさんへの感謝。映画館で映画を観る意義。
ゼロと1では全く違う。映画館に行きましょう…と!
12月に公開予定の「さらにいくつもの」特報予告の動画再生。
そして片渕須直監督の撮影タイム。
「オレを撮っても…」とばかりに監督は苦笑。
…というか見事な「あちゃ~顔」。皆でバシバシ撮影。

ブリンキーさん、ありがとうございました。
片渕監督、お疲れ様でした。
終了後は出口で会費を払って撤収。
出口付近では物販もあって後ろ髪引かれましたが、モノは増やせないと
断念しましたよ。

たいやき「ともえ庵」さんの出張販売もあって、すずさんラムネは買い
たかったけど、我が家から阿佐ヶ谷は遠くないから、また行けるし。
行列も凄かったからイイか…と。
ただし、片渕監督の知人の方が作られた鮮やかなグラスには目が行き
ましたけどね。機会があったら…という事で。

1階に降りて、もう一度ツェッペリン号の模型を確認。
やっぱエエわ。
次やっぱりツェッペリン号が降り立った場所の記念碑とか見たいわ。

帰りは駅で「ねば~る君なっとう煎餅」を購入。
これをもって我が家へのおみやげとする。
(あんがいコレが旨かった!)
早朝から夕方までのイベント。
皆様お疲れ様でした!