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「ニッポン国VS泉南石綿村」が米名門大学の日本ドキュメンタリー映画賞で最優秀受賞!

2018年09月16日 | 生活
原一男監督のドキュメンタリー「ニッポン国VS泉南石綿村」が、米・
ピッツバーグ大学の日本ドキュメンタリー映画賞にてグランプリを
受賞した!



ピッツバーグ大学日本カウンシルが主催する日本ドキュメンタリー
映画賞は、今年度が第1回。

そのグランプリに輝いた原監督は、現地時間9月27日に開催される
授賞式と上映に参加する。

監督は「映画賞は数あれど、今回の授賞は私たちにとって意義がある。
それはこれを機にアメリカ中に作品が知られる可能性が広がるから」
~喜びを語る。

泉南原告団とアメリカの政治権力の圧政に苦しむ人たちとの出会いの
可能性が、グッと広がる…という事だ。



「ニッポン国VS泉南石綿村」は、大阪・泉南地域の石綿(アスベスト)
工場の元労働者とその親族が、損害賠償を求め国を訴えたドキュメント。

“大阪・泉南アスベスト国家賠償請求訴訟”に迫った映像は圧巻で、
第22回釜山国際映画祭ワイドアングル部門では最優秀ドキュメンタリー
賞にあたるメセナ賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭では2017市民賞、
第18回東京フィルメックスでは観客賞を獲得している。

「ニッポン国VS泉南石綿村」は全国で順次公開中で、9月22日からは沖縄
桜坂劇場で上映される。



原一男監督および疾走プロ、および泉南の方々にお祝いを申し上げます。
社会問題を取り上げているドキュメンタリー「ニッポン国VS泉南石綿村」。

再度、紹介いたししますが、悲劇の中にも笑いある大エンターテイメント
作品でもあります。

そういう意味でもオススメ映画なのです!