新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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洪水調節に活躍するダム機能・「宮ケ瀬ダム」の場合②

2015-09-14 18:02:22 | アウトドア
本日は宮ケ瀬ダムの下流800mに作られた副ダムの「石小屋ダム」の働きです。


自由越流堤から越流する状況です。谷底にありますのでものすごい轟音です。通常は全く越流しておりません。


画面右上隅にちょっと見えるのが「宮ケ瀬ダム」の天端です。昨日報告した放流が、堰堤前で満々と貯水されています。
画面右に見える施設は、津久井導水路取水口です。道志川経由で相模川に水を送っています。


越流堤の越流のアップです。


越流直下からの水煙です。


利水放流設備からの放流で、この日は毎秒22tだそうです。
結局この日の放流量は1、高位常用洪水吐設備から毎秒45t、2、利水放流設備から毎秒33t、3、石小屋ダムの利水放流設備から22tで、合計毎秒100トンになります。「宮ケ瀬ダム」のパンフレットによりますと、洪水時などには合計で毎秒100tになるように調節しているそうですから、この日はフル活動していたことになります。

おまけです。自由越流堤から別角度で越流を撮影しましたら、とてもいい写真が取れました。フルサイズで見ていただくといいのですが。


明日はこの取材の副産物を紹介します。
コメント
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