新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

今年初めての「アゲハの幼虫」

2009-08-11 18:02:22 | 生き物たち
天候不順でベランダの山椒に「アゲハ」の幼虫がまだ来ないと先日報告いたしました。
今日午前中雨のなか新宿まで出かけ、ついでに渋谷の用事も済ませ4時ごろ帰宅しました。3時ごろから青い空が見え始め、蒸し暑い夏が戻ってきました。
台風避難で取り込んでいた「シャコバシャボテン」3鉢ベランダに出してから、「山椒」をチェックしますと、少し大きくなっている幼虫が顔を上げていました。
1匹だけしか居ないのも不思議です。

やっと暑くなり日差しを浴びているようでした。小さい黒い幼虫ですとつまんで捨ててしまうかもしれませんが、ここまで成長していますと、この木に1匹ですからしばらく様子を見ることにしました。

実は蝶になった幼虫はまだ1匹もいないのです。昨年「ヤモリ」を見かけたのですが、どうも「ヤモリ」食べに来ているようです。
風があってアップでうまく撮れませんが、あきらめました。報告まで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「三遊亭円生(弐)」を聴いて

2009-08-09 16:13:04 | 芸術鑑賞
先日買いました「昭和の名人 三遊亭圓生(弐)」を聴きました。勿論一番好きな噺家ですから、本巻も大変楽しめたのですが、その中で驚いたといいますか感激したといいますか、一寸こだわりの発見をしたので報告いたします。

演目は、①死神、②弥次郎、③開帳の雪隠でした。
①は有名な噺です。小朝が小朝が国立劇場かどこかで、大量のろうそくを立てて演じたアノ噺です。時々このシリーズを聴いてて思うのですが、DVDで観てみたいと。でも値段が違いますからあきらめているのですが。
②法螺話でこれははじめて聞いた気がします。
③開帳で込み合う回向院の門前の茶屋が貸し雪隠を開くと言う、13分ほどの短い話です。

驚いたのはこの③開帳の雪隠です。
出囃子が終わってすぐに気が付きました。円生の声が若いのです。私の聴き馴染んだ円生とは声が違います。軽いというのでもありませんが、顔の皺がないように声が若いのです。
それで運転中でしたが、CDケースを取って解説を読みました。昭和32年11月3日 ラジオ東京(現・TBSラジオ)『日曜昼席』にて放送、とありました。
昭和32年は1957年です。52年前の円生です。当時円生は57歳でした。私より若い。

当時は、鉱石ラジオの時代です。自分でキットを買ってきて組み立ててラジオを聴いたものです。音が聞こえることが楽しくて、ただ音を聴いていました。
私が本格的に落語を聴き始めたのは、大学に入り小遣いで名人会に通いだした頃からです。トランジスタラジオも買える様になり、自分で放送局を選ぶようになってからです。

子どもの頃の円生の声を聴いて一寸恥ずかしいような気になったのは何故でしょうか。本巻の解説書の表4の広告は、円生のDVD上下2巻24枚の予約受付が掲載されています。上下で96,000円を越えます。高い。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヤマセミのいる橋」

2009-08-08 18:02:22 | 山の鳥
フィールドの一つである、自宅から90分ほどのところにあるダム。このダムの周遊道路である林道に、しっかりした橋が2箇所あります。どちらも沢から流れ込むところにありますが、比較的広くそれなりの深さがあります。水面に枯れた立ち木が程よく並び、「ヤマセミ」「カワセミ」の格好の猟場になっています。

その片方の橋の下に、「ヤマセミ」が良く姿を現します。と言っても必ずではなく、3回に1回ぐらいでしょうか。
この橋の上で親しくなった人がいます。私より少し年配でしょうか。デジスコ持参で「かわせみ」を持っています。スコープはツアイスの本格派です。しかし色々お話してみると、純粋に野鳥の撮影に来ているようではありません。本業といいますか、メインは鳥の木彫でした。木彫の参考にするためにツアイスのデジスコ買っているのです。すごいです。

さて先日久しぶりにダムに行って見ました。そのカメラマンに会えるかと思いましたが、誰もいません。今日も「ヤマセミ」は出ていないかと川を覗きこむと、1羽いるではありませんか。
少し距離があり、アップとまでは行きませんが、とても白黒がはっきりとした綺麗な「ヤマセミ」でした。
私に気が付かないようですのでしばらく撮影させてもらい、それから別の場所へ移動しました。1時間ぐらいしてから橋に戻りますと、もう1羽近くに出ていました。こちらのほうは、頻繁に水に飛び込み餌をとっていました。最初に見つけたきれいなほうは、枝にとまってしきりに鳴くだけです。
2羽が親子と判断したのは間違っていますか。その後もこの林道で誰とも会いませんでした。
「ヤマセミ」を2羽見つけたことを誰にも話せなかった、1日でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「昆虫採集」は古いのでしょうか

2009-08-07 18:02:22 | アウトドア
ホームセンターへ行ったついでに、何時もの森林公園に出かけてみました。昼頃になってしまい、猛烈な暑さです。鳥がいません。いるのは「スズメ」と「ヒヨドリ」位いです。鳴き声も聞こえません。セミの声ばかりです。

一通り何時ものコースを巡回してみましたが、池には「カルガモ」だけです。広場に出ると風が通りますが、カンカン照りです。日陰に入ると風が通りません。
それでも夏休みですから、親子連れが普段より多いように思います。

一回りして帰ろうかと思っている目の前を、綺麗な虫が降りてきました。「タマムシ」です。早速捕まえました。左手にカメラ、右の手の中に「タマムシ」です。ここから駐車場までに、捕虫網を持っている子どもがいたらあげようと歩き出しました。ところが、水中網を持っている子どもはいましても、捕虫網を持っている子はいません。網を何本か持って子どもを追いかけている母親がいましたが、これも小型のアクリル水槽を2個も3個も持っています。

昆虫採集はもう古いのでしょうか。それともまだ8月初旬ですから夏休み終わりになるまで始めないのでしょうか。

結局駐車場手前のBQ広場に帰ってきました。小学校高学年の女の子と小さい男の子を連れた母親がいました。白い捕虫網を持っていました。
「昆虫採集ですか?良かったら差し上げます」と話しかけました。手を広げると逃げられるので指の間から「タマムシ」を見せました。
母親はさすが「タマムシ」を知っていました。女の子も「綺麗!」と歓声を上げてくれました。
誰にも会わなければ駐車場で逃がすつもりでしたが、ま、夏休みの思い出になってくれればと思ったのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DVD「レッドクリフ PartⅡ」を観て

2009-08-06 18:02:22 | 芸術鑑賞
先ほど「レッドクリフ PartⅡ」を返しに行ってきました。帰り道、感想をどう皆さんに報告しようかと考えながら歩いていました。
結論から言うとそれ程の印象が無いということです。このシーンを是非とか印象に残るところが薄いのです。

大体、シリーズ物は後になるほど感激が薄くなります。例えば「マトリックス」や「ゴッドファーザー」色々ありますが。
これは仕方かないところでもあります。特に第1作で、新しい手法や表現、新人の起用、新しい観点からの撮影とか採用されますと、始めて見るわけですから感激も大きいのです。2作目からは、1作目のベースからの物語の展開は積み重ねられる部分が少なくなってしまいます。

さて本作品ですが、1作目は陸戦がメインのストーリになっていました。圧倒的な人海戦術と有名な戦術の再現がありました。今の中国ならこんなエキストラの使い方が出来るだろうと、むしろ変なところで感心してしまうのでした。
また中国の古式武術も、今のショー的な演舞と違って実戦ならなるほどこんな格闘になるのかと、見直したほどです。
歴史上の有名人が次から次へと登場し、説明シーンもあって判別が付きました。

本作品では、最大の戦闘シーンは有名な敵群船団の焼き討ちシーンです。戦術も昔から紹介されておりどんな風に表現されるかと思ったのですが、残念です。
夜襲でしたから、突入してか火が付いてから、敵味方の区別が良く分かりません。油が爆発して兵士が火だるまになるシーンがよく出てきます。俯瞰シーンが少ないので大船団が焼き討ちの合う様子がよく分かりません。

赤壁の対岸にある曹操の砦正面から突入する周瑜軍に、砦からの油弾の投下でこちらでも火だるまになる兵士達。解説によると、延々と続く火達磨の戦闘シーンは戦争の悲惨さを表現しているとありますが、どうもうんざりするほど続きます。スタントマンたちが気の毒になりました。
将軍達が同じ様な鎧で同じ様な髭面で区別がつきません。

1作ほどの壮大さといいますか勇壮さが少ない気がします。疲れてしまったのでしょうか。関羽、張飛たちの活躍も少なかったのが物足りません。

マイコレクションには認定できないような気がします。また時間をおいてTVで放送があったときに印象が変わるかもしれませんが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「昭和の名人 六代目三遊亭円生(弐)」

2009-08-05 18:02:22 | 芸術鑑賞
待望の円生(弐)が昨日発売されていました。今日は半年に一回の眼底検査の日です。その帰りに買う予定にしてました。眼科は大変混んでおり10時の予約でしたが、終わったのは11時を過ぎておりました。
眼底検査はご案内の通り(笑)瞳孔を開く薬を検査前に目に点します。この薬の作用が引くまで、まぶしくてまぶしくて、やっと落ち着きました。

さて今回の円生の演目は、
①死神
 有名な噺ですが、三遊亭圓朝が明治の中ごろ西洋の物語を翻案した落語とは知りませんでした。出典はグリム童話とイタリアのオペラの二つの物語だそうです。
何度も聴いた噺ですが、時間も30分を越えています。明日にでも聴いて見ます。

②弥次郎
 法螺話をつないだ小話を集めた噺です。初めて聴く噺です。名人が肩の力を抜いて気楽に演じている、楽しい噺だそうです。

③開帳の雪隠
 回向院の出開帳の為の人出に、駄菓子屋の老夫婦が銭を取って雪隠を貸す噺。これも今まで聞いたことがありません。上方ではあの桂米朝の持ちネタだそうです。
東西の名人が持ちネタにしている噺ですから、面白くないはずがありません。

楽しみが増えました。
「何故今日聞かないか」ですって?本日は「レッドクリフ PⅡ」がレンタル開始日です。当然借りました。今夜はこちらをまず楽しみます。感想は後日ということでお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「蜘蛛の糸」

2009-08-04 18:02:14 | 里の鳥
感激のお裾分けと言いますか、プチ自慢を聞いてください。
先日の写真を整理しておりまして、このときは250枚ほどの写真でした。ピンボケやブレたものを削除して、それから目新しい情報の無いものや以前撮影したものと同じ情景のものなども削除します。また、連写しておりますので数枚まったく同じ写真があります。これもその中で無理に良いものを選び、残りを削除します。

そうしますと今回は50枚ほどが残りました。この「ホオジロ」の若鳥はフェンス越しに空き地の向こう側の木の先端で、へたくそな歌を唄っておりました。
良くある情景の写真ですが、感激と言いますか驚いたのは、枝先の「蜘蛛の糸」がはっきりと写っているではありませんか。
向かって右に水平な糸と斜めの糸、向かって左側の葉に2本。昨年の1月から鳥の撮影をはじめ、撮影枚数は軽く1万枚は超えておりますが、「蜘蛛の糸」に気が付いたのは初めてです。

写真を最終的に保存する場合、画面上でいったん原寸大にします。狙って「蜘蛛の糸」を撮影したことはありませんが、拡大しても「蜘蛛の糸」を見つけたことはありませんでした。撮影したカットに「蜘蛛の糸」が1本も写らなかったことはありませんから、これはつまり「蜘蛛の糸」がピントが甘く、気が付くほど鮮明に写っていなかったのでしょう。あるいは消えてしまったか。

掲載の写真は原寸を掲載するため、31%に縮小しています。糸も当然細くなっています。

自分ではピンともしっかり写っていたと思っても、実はそうではなかった。恥ずかしいことです。あるいはブレもあったかもしれません。
今回何故「蜘蛛の糸」まではっきり写せたか。その要因は分かっているつもりですが、自信がありません。もう少し挑戦を続けてから報告いたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立て続けに靴が駄目になる

2009-08-03 17:37:58 | ウオーキング
このブログのカテゴリーに、ウオーキングや登山やトレッキングなどの山野徘徊のジャンルがありません。
で、ショッピングにしました。最近身近なもので色々なものが壊れたりします。寿命かなとも思いますが、電化製品や台所用品や靴など様々です。

手持ちの靴は、冠婚葬祭用の黒のビジネスシューズ風のものは別にして、本格的登山用、奥多摩や丹沢登山用のトレッキングシューズ、林道や里山や森林公園などを歩く通常のウオーキングシューズ、それからタウンユースのシューズと4足を使い分けていますが、ウオーキングシューズとタウンユース用が駄目になりました。

ウオーキングシューズは長年の過酷な使用で靴底がかなりヘタってしまい、衝撃吸収材が効かなくなっています。長時間の歩行では踵が痛いです。甲上部はまったく傷んでおりません。
タウンユース用は、これも長年の使用で変な音がします。そのうえ多分その音の発生部位から水が入るようです。

いろいろな買い替え品に優先順位をつけて行くしかありません。
本日、ウオーキングシューズとタウンユースシューズを、まとめて買い換えました。買うときにいつも思うのですが、スポーツショップで1足2万円前後の高級ウオーキングシューズを売ってますよね。あれってどんなものでしょうか。私は、昔からそこそこのメーカーの普及品を、消耗品と割り切って履き潰しているのですが。
長持ちするといっても価格差ほど、耐用年数に差が付くのでしょうか。履き心地は確かに多少は差があるのでしょうが、倍以上長持ちするとは思えませんが。
今夜はゴルフ中継はありません。2足のシューズの靴紐を、綺麗に編み上げる予定です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ツバメとイワツバメ」

2009-08-02 18:01:54 | 里の鳥
この季節どこでも「ツバメ」を見る事が出来ます。「ツバメ」に良く似たツバメに「イワツバメ」がいます。天気も悪いことですし、「ツバメ」と「イワツバメ」の違いについて図鑑で比べてみました。

①巣の形状
 ツバメ:お椀を立てに半分にして壁につけたような形をしている。
 イワツバメ:天井ぎりぎりに作ってあって、ツバメの巣より出入り口が狭い。
②特徴
 ツバメ:額と喉から胸上部は赤褐色で、胸上部には黒帯がある。
 イワツバメ:頸側と頬から体下面は下尾筒まで汚白色。

このように分類されています。そこで手持ちのツバメの画像をチェックしてみますと、1枚だけ「イワツバメ」と判定できる画像がありました。
これで1種類増えたことになります。相違点が判明しましたので、ツバメを見かけたら詳しく見ることにします。


出入り口が次の写真に比べ大変狭い事と幼鳥の顎から下が白いことで、「イワツバメ」と判定しました。この一連の写真は、これ1枚だけで後は消去してしまいました。残念。


巣の形状と茶色の顎と黒い帯で「ツバメ」と判定しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電線のヒヨドリとツバメ

2009-08-01 18:02:22 | 里の鳥
ダムの周遊道路から集落にぬける林道に入ったのは、2時頃でしょうか。風が無く林道の中の日影のところだけが、一息つける場所です。鳥たちも何処かへ姿を消していました。
「卵拾い放題」の幟のある養鶏場を抜けて下り坂になると、やっと集落のある風景に変わってきます。小さな小川に沿って歩いていました。
送電線に「ヒヨドリ」が止まっています。今そこの小川で水浴びをして来ましたといわんばかりの様子です。羽を広げ、額の羽を立てて、羽を乾かしているのか、気化熱で体を冷やしているのか。上空には少しは風があるのでしょう。




集落に入ったところで、「ツバメ」が集団で送電線に止まっていました。この集落で巣作りをしてきた「ツバメ」が午前中の餌鳥から帰って、集まって休んでいるのでしょうか。近所同士の家族が涼しくなる夕方まで、しばしの会話です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする