まるみのあっちこっち巡り

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映画 きっと ここが帰る場所

2012-07-27 00:31:08 | 映画(劇場鑑賞)
人生は美しさで満ちている
だけど、時々、何かが変だ…

2008年カンヌ映画祭審査委員長のショーン・ペン。
イタリア人監督パオロ・ソレンティーノの「イル・ディーヴォ」に
惚れ込んで、一緒に新作を作ることを約束して実現した作品。

ショーン・ペンの見事な演技力は健在。
パオロ・ソレンティーノ監督の演出もクール。

どんな展開になるのか予想もつかない
何なんだこれは…笑える、ギャグだよねと思うのですが、
場内シーンとなっていて、自分がズレでいるのかと思ってみたり、 
解釈は人それぞれと開き直るまるみでした。

ロードムービーともなっていて映像を楽しめ、
トーキング・ヘッズの名曲が作品を彩り、
何とも印象深い映画の一つとなりそうです。

帰宅して新聞を読めば、97歳の最重要戦犯が、
ハンガリーで拘束されたという記事があるではありませんか。

え~驚きましたよ。
スロバキアで警察幹部だった当時、ユダヤ人を
アウシュビッツに送るのに強力したというのが容疑。
戦後、カナダに逃走して行方をくらましていたそうです。

映画は、一世を風靡したロックスター(ショーン・ペン)に
「父危篤」の知らせ、30年会わなかった父は、
収容所にいた時のナチSS隊員を捕まえる
宿望を持っていた父の葬式を終え、
その隊員求めてアメリカ横断の旅をするというものです。

雪原でのシーンが胸を打つ、
そうか、そうきたか…

ヒューマントラストシネマ有楽町

2012.7.19
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