多くの命を救った高度3万フィートからの奇跡の緊急着陸
そのパイロットにデンゼル・ワシントン、
何度も観た予告でこれは観ようと決めていました。
そのパイロットはアルコール依存症に薬物中毒という設定。
飛行機を操縦さえしてはいけないような人
ということがわかってくると観る気を失いました。
それでも遅ればせながら映画館へ足を運んだのは、
デンゼル・ワシントンの演技が観たかったからです。
2度のアカデミー賞受賞、この作品でも主演男優賞にノミネート。
アル中で、自信過剰で嘘つきイヤな男でもあるのですが、
操縦桿を握らせれば天才的で、勤務態度には難ありですが、
それが許されてしまっているかのようです。
このストーリーに引き込まれていくのは、
やはりデンゼル・ワシントンの演技力だからでしょう。
アルコール依存症はこういうものなのでしょう。
心に闇を抱えた弱い人間であるからこそ、
断ち切ることができないアルコールや薬物。
それらが社会問題になっている国だからこそのようなストーリー展開、
人々に真剣に考えて欲しいという狙いもあるのかもしれません。
ロバート・ゼメキス監督にしては
珍しい作品ですが、アメリカらしい映画です。
同僚であり、大人の関係でもあった
客室乗務員が乗客を守って命を落としたのに
裁判で勝つために機内でアルコールを摂取したのは
彼女だと主張するほどワルではなかったのは救いです。
T・ジョイ大泉
2013.3.24
そのパイロットにデンゼル・ワシントン、
何度も観た予告でこれは観ようと決めていました。
そのパイロットはアルコール依存症に薬物中毒という設定。
飛行機を操縦さえしてはいけないような人
ということがわかってくると観る気を失いました。
それでも遅ればせながら映画館へ足を運んだのは、
デンゼル・ワシントンの演技が観たかったからです。
2度のアカデミー賞受賞、この作品でも主演男優賞にノミネート。
アル中で、自信過剰で嘘つきイヤな男でもあるのですが、
操縦桿を握らせれば天才的で、勤務態度には難ありですが、
それが許されてしまっているかのようです。
このストーリーに引き込まれていくのは、
やはりデンゼル・ワシントンの演技力だからでしょう。
アルコール依存症はこういうものなのでしょう。
心に闇を抱えた弱い人間であるからこそ、
断ち切ることができないアルコールや薬物。
それらが社会問題になっている国だからこそのようなストーリー展開、
人々に真剣に考えて欲しいという狙いもあるのかもしれません。
ロバート・ゼメキス監督にしては
珍しい作品ですが、アメリカらしい映画です。
同僚であり、大人の関係でもあった
客室乗務員が乗客を守って命を落としたのに
裁判で勝つために機内でアルコールを摂取したのは
彼女だと主張するほどワルではなかったのは救いです。
T・ジョイ大泉
2013.3.24