プロ野球発祥の地とは、
何かで読んだことがあるような気がします。
プロ野球ファンとして、その歴史を調べてみましょう。
1934年4月、読売新聞社社長正力松太郎氏が、
日本野球界発展と健全娯楽育成のために
ベーブ・ルース、ルー・ゲーリック率いる
全米オールスターチームを招へいすることにしました。
同年8月には谷津遊園内に球場が完成し、
六大学選手を中心に編成された全日本チームも練習。
11月3日には谷津球場にてベーブ・ルースをはじめとする全米チームと
沢村栄治を擁した全日本チームとの合同練習が行われました。
収容人員3千人のところに2万人ほどの人が集まり大混乱となったそうです。
翌年、全日本チームが母体となって、
日本発のプロ野球球団「大日本東京野球倶楽部」が発足。
米国遠征途上に「東京ジャイアンツ(巨人軍)」と改称、
現在の読売ジャイアンツとなったのです。
正力松太郎氏の願いが叶いプロ野球リーグが開催され、
巨人軍も谷津球場をホームグラウンドとして活躍。
その後、谷津球場は取り壊され、谷津バラ園となっています。
その歴史を伝える石碑が建っています。
巨人軍のファンではないので、これを見ても感動はしないのですが、
巨人軍で活躍された錚々たる方々の手形とサインがあります。
千葉県習志野市谷津3-1-14
2013.6.8