まるみのあっちこっち巡り

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にっぽん丸ニューイヤークルーズ7 全島が国の天然記念物の鳥島

2015-04-04 01:35:59 | 2015にっぽん丸 ニューイヤーグアム・サイパンクルーズ


寝るのが早かったということもあるのですが、
朝6時前には目が覚めていました。

この日の日の出は6時30分頃ですから
珍しく太陽が出る前に起きたのです。





大自然の荒涼とした地肌を望遠で撮影。

ここも日本の領土なのです。
東京都に属していますが、いずれの町村にも属さない鳥島。





伊豆諸島にある鳥島は、全島が国の天然記念物に指定され、
特別天然記念物アホウドリの生息地としても有名です。

天然記念物に指定されているので、
許可を得た人しか上陸ができない無人島です。





「鳥島」と呼ばれる島は、日本に数多くあり、
特に伊豆鳥島とも呼ばれています。





火山活動度ランクAの活火山に指定されていて
島の北には、鳥島カルデラと呼ばれる
海底火山が存在しているそうです。

望遠カメラを覗くと噴煙らしきものが上がっていました。





明治時代から戦前にかけては人が住んでいた時期もあったそうですが、
島の西側には1965年の火山活動による群発地震によって閉鎖された
気象庁鳥島気象観測所の建物が残っているとか、
この建物ではないかと思われます。





ジョン万次郎ら5人が漂着した鳥島、
江戸時代の無人島時代には多くの船が鳥島に漂着し、
土佐の漁師長平(野村長平)はアホウドリを食いつないで
12年間生活したという話です。





定期便はないので、八丈島から船のチャータか
ヘリコプターでのみ許可があれば訪れることができます。

鳥島は小笠原やグアム方面へ向かう航路上に位置しているので、
こうして見ることができたというわけです。





鳥島からどんどんと遠ざかり、
2日目の朝が明けようとしています。

朝風呂に入りにグランドバスへ向かいましょう。
これもまた日本船の醍醐味です。

2014.12.28
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