まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

はとバス 大人の東京街あるきおしゃれ探訪

2016-02-09 00:35:50 | お出かけ 東京



母と一緒にはとバスに参加した街歩き、
1日24名限定、案内人さんがエスコート、
母娘の旅にもピッタリでした。







東京駅丸の内南口のはとバス乗り場を
10時半に出発、神楽坂にやって来ました。
伝統と新しさが溶け合う魅力的な街、神楽坂です。

和紙の問屋であった相馬屋が、
明治中期に和半紙だった原稿用紙を尾崎紅葉の助言で
洋紙にして売り出し、多くの文豪に愛用されたそうです。

洋紙の原稿用紙としては、
日本で最初に販売したお店になります。

夏目漱石、北原白秋、石川啄木、坪内逍遥といった
文豪たちに愛用されたのです。

一見すると普通の文具店のようでもありますが、
こうして普通の店のように見えて文豪ゆかりの店は、
意外にもあるものなのですが、
教えていただかないと通り過ぎるだけです。







こうして案内板があれば、ここが泉鏡花や北原白秋が
住んでいたということがわかりますが、
色恋沙汰の多い北原白秋を泉鏡花が
叱ったことまではわかりません。







オーダーしてから小さなスタンド内で作ってくれる
スムージーの店「AOYA」は、昨年オープン。
テレビでも度々紹介された店も案内してくれました。

オーダーする時間はなかったので、
暖かくなったら行ってみようと思います。







石畳に黒塀、最も神楽坂らしい一角の兵庫横町。
「和可奈」は、山田洋次氏はじめ、
作家に愛される<ものかき旅館>です。
路地裏にある隠れ家的な老舗旅館、泊まってみたい!!







このように細い路地を歩くので、2つのグループに別れましたが、
12名でもその存在は大きくなり、「はとバスか…」なんて声も。
団体の待ち歩きには不向きかもしれません。







「五十鈴」「千年こうじや」「楽山」などの店で、
チョッピリ試食や試飲をし、毘沙門天の善国寺訪問後は、
自由散策、再集合もこちらでとなりました。







美味しそうなパンが勢揃いのショーケース。
フランス人が最も多く暮らす神楽坂で、
在日フランス人も信頼を寄せる
本格フレンチスタイルのパン屋「PAUL」







カフェもあるのですが、ランチ付きのこのコース、
ちょっと我慢して、パンのみ購入することにしましょう。
フランス産小麦に、フランス直輸入の発酵バター、
フランスの芳香に包まれたパン屋です。

中村勘三郎さんのリクエストに応えたおせんべい、
食べ歩きしたい店多数、
陶器や和雑貨の店やコスメも魅力的。

自由散策の後は、神楽坂の隠れ家でランチ。







ランチの後は、かっぱ橋道具街へ。
案内人の案内が40分、自由散策が30分ありましたが、
買いたいものが決まっていた母に付き添い、
あれこれ買うものですから荷物持ちとしては大変。

奥から品物を出してもらうようなレアなものまで購入、
いい加減ものを増やさないで欲しいところですが、
整理整頓が得意の母は、きちんと収めてしまいました。







最後は、浅草観音と仲見世50分の自由散策。

浅草寺でお参りし、おみくじを引いてみたところ吉、
年末年始と何ヶ所かで引いてみたものの小吉か吉、
どれも旅運は良いと出て、満足しています。







浅草では昔ながらの喫茶店でコーヒーブレイク、
久しぶりのウィンナーコーヒー。

車窓からイルミネーションを楽しみながら
東京駅に17時半には戻りました。

東京都新宿区、台東区

2015.12.26
コメント