紺碧のアドリア海・エーゲ海クルーズから戻りました。
利用したのは「MSCポエジア」で、
92,627トンの客船です。
地中海生まれのカジュアル客船ですが、
「MSCヨットクラブ」というカテゴリーが日本人に好評。
それは13万トン以上の客船にあるもので、
残念ながらこの船にはありません。
港に到着し、キャビンに入るまでに約2時間を要し、
初日の食事は???2度目はないと思いました。
ベニス港を出港し、最初の寄港地はイタリアのバーリ港、
世界遺産のアルベロベッロを観光しました。
寄港地からの乗船もスムーズではありません。
7泊8日のクルーズですが、終日航海はなく、
魅力的な観光地を巡ります。
3日目は、ギリシャのカタコロン、
オリンピア遺跡観光へ行かれる方が多いところです。
この頃には、この船の良さに気づき始めました。
同じカジュアル船でもアメリカ船とは異なり、
落ち着くと感じるようになったのです。
4日目は、「エーゲ海の宝石」ミコノス島。
真っ白で迷宮のようなミコノスタウンを楽しみました。
出港時に流れるカンツォーネも心地良いものです。
5日目は、地中海有数の巨大港、アテネの外港ピレウス。
世界遺産のアクロポリスの丘のパルテノン神殿と
アクロポリス博物館を見学しました。
6日目は、イオニア海に面するアルバニアのサランダ。
世界遺産のプトリント遺跡を見学しましたが、
クルーズでなければ、
訪れることもなかったはずです。
7日目は、クロアチアのドブロブニク。
外務省海外安全情報ではレベル1の
十分注意してくださいという国なのですが、
〈地雷が埋まっている可能性のある地域あり〉
それを忘れてしまうような美しく魅力的な街です。
再びベニスに戻って下船となりました。
アドリア海の最深部、ベネチア湾の上に築かれた
美しき水の都ベニスもまた迷路のようです。
記憶を辿ってお気に入りのカフェへ。
変わらぬ味と佇まいと走馬燈のように駆け巡る
旅の思い出にも浸りながらカフェで荷物番。
旅のお仲間にも恵まれ、お気に入りのクルーも見つけて、
地中海ならMSC、カリブ海もMSCが良いかもと
思っているまるみでした。