四季折々の自然も変化に富んで楽しめる
南アルプスあぷとラインの旅、
桜の季節には少し早かったのが残念です。
ホームの一部は橋梁上にもせりだし、
駅名通りの「湖上」で、
駅および鉄橋の湖底からの
高さは70mもあるという珍しい駅です。
奥大井湖上駅で下車する少年達を
手を振って見送る一コマも。

ダム湖を渡る鉄橋は、湖上駅を挟んで長さ約474m、
この鉄橋の名は「レインボーブリッジ」、
東京港の「レインボーブリッジ」より先に
命名されているのでした。

2014(平成26)年9月2日、閑蔵駅付近で起こった
土砂崩れのために不通となっていた
接岨峡温泉駅~井川駅間の復旧工事が完了。
今年3月11日(土)より平常運転を再開し、
922日ぶりの井川線25.5km全区間開通したのです。

樹間から見える井川ダムの景観が眼前に迫ります。
見渡せばもう南アルプス山系の雄大な自然。

ミニ列車の内部ですが、私が座っていたのは
椅子が車両の中央にあり、
目の前の窓に風景が広がる車両です。
日本一の高さを誇る関の沢鉄橋の上を渡り、
高さ71mの絶景とスリルを満喫しました。

井川駅は、大井川鐵道終点の駅であり、
静岡県最北の終着駅となります。

千頭駅から約1時間40分の
ミニ列車の旅はここで終わります。

ツアーなので途中下車などできませんが、
秘境の駅まで観光バスが
迎えに来てくれるのは便利。

帰りは静岡駅から新幹線に乗車しました。

懐かしい「鯛めし」をいただくことにしましょう。

そうそう「リニア・鉄道館」のお土産の
どら焼きもあるのでした。🈡
静岡県静岡市
2017.3.20