まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

大井川鐵道 旅情を味わうレトロなSL後編

2017-07-20 14:29:49 | 日本の鉄道・交通


さあ、車両に乗ってみましょうか。
指定席に座ります。

大井川鐵道の旧型車両内は、座席も網棚も照明も
何もかもがレトロで、ドラマのワンシーンに
飛び込んでしまったかのようです。







ここでいただくのが「ふるさと弁当」1200円。







静岡方言集も入っていましたよ。
学生時代に静岡県出身の友人がよく「そうずら」とか
「そうだら」と言っており、どう使い分けているのかと
聞きそびれていましたが、「だら」は付加疑問文に使うとか。







お弁当の中身は、おにぎり(梅干しと菜飯)
ゴボウと椎茸の煮物、ヤマメの甘露煮、だし巻き卵、
唐揚げ、桜えびの佃煮、山芋サラダなど。







きかんしゃトーマス弁当(1050円)






こちらは、ツナの寿司、玉子の寿司、ウィンナー、
フライドポテト、ハンバーグ、エビフライ、
スパゲティ、オムレツなどお子様向けですが、
注文をしていたまるみでした。

向かいの席の男の子はおとなしい子でしたが、
内心はどう思っていたのか気になるところでした。







大井川鐵道を走るほとんどのSLには「SLおじさん」、
「SLおばさん」が乗務しています。

車内放送で列車や沿線のガイドをしたり、
乗客にお土産を販売したり、写真を撮ったり、
汽車の旅を彩るユニークな存在です。







使い込まれた車両ですが、丁寧に使われてきたようです。

春景色の中、大井川を背景に進んだSL、
お弁当を食べながらその風景を楽しみました。







あくまでも文化遺産の考えで、客車も極力改造せず
往時のままの姿で走らせているのだそうです。







千頭(せんず)駅で下車しました。
ここで井川線と接続します。

東海道線の金谷駅と千頭駅の間を大井川沿いに結ぶ
大井川本線とさらに上流の井川駅へと至る井川線から成る
ローカル私鉄の大井川鐵道。







2003年に復活したSL、緑色のプレートが目印。
昭和15年、川崎車両で製造された車両。

昭和49年に熊本で廃車となり、八代市の個人の方が
所有(静態保存)していましたが、大井川鐵道の目に留まり、
2年近い大規模な改修を経て、平成15年7月19日
営業運転を開始して今も現役バリバリです。

静岡県静岡市葵区井川他

2017.3.20
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