全国に170店余りの暖簾分けした店がある
蕎麦の老舗が、新宿駅から近い歌舞伎町にあります。
歴史をひもとけば、その元祖は1768年に
釣瓶蕎麦を引き継いだ「増田屋次郎介」にまで遡るとか。
前菜八点盛りプレートに始まり、
(写真取り忘れ残念!)
粋に20年ぶりの再会となる蕎麦屋の宴の始まり、
江戸八色とは、江戸庶民に使用を許された8つの色で、
まさしく江戸の遊び心、江戸の粋の象徴でした。
続いて蕎麦屋ならではの鴨と葱の陶板焼き
国内産鴨をメインにしているそうです。
どちらも美味しくてお酒も話も弾みます。
蕎麦屋と言えば、天婦羅はつきものです。
カラッとした揚げたてをいただくのが一番
20年ぶりの再会は、学生時代の集まり?職場?お稽古事?
いえいえ、ツアーで行ったポルトガル旅行でした。
都内在住の他、千葉、群馬から集まった9人。
年賀状のやり取りやメールなど僅かにつながっていた人も。
近況報告やあの時ポルトガル旅行を選んだのはなどなど
年齢も様々な男女が集まった宴でした。
添乗員さんの話や他のツアー客の話まで出たり、
皆の記憶を辿っていくとそれぞれに記憶が蘇るようで、
20年前の旅が続いているかのようでした。
〆蕎麦のお替りは、1杯までは無料です。
ツルツルと喉越し良く、粋にいただきましょう。
20年前なら〆のラーメンでもOKでしたが、
今は、お蕎麦が有難く思えます。
日本人で良かったぁ
20年前のポルトガル旅行は、人々の優しさにも触れ、
素朴で温かな国との強い印象を与えてくれました。
リスボン万博も思い出に残っていますが、
ポルトガルの過渡期で、今は変わってしまったかもしれません。
かつて訪れたこのような海洋国にも客船で訪ねたい。
そんな気持ちもありますが、実現できるかどうか・・・。
蕎麦屋の肴でワイワイと
楽しい時間はあっという間に過ぎるものです。
最後にこちらで皆で記念撮影。
ここが歌舞伎町ということすら忘れていました。
午後5時の集合時間は、集中豪雨のような雨でしたが、
帰りは雨も上がっていて、再会を約束して
新宿駅で解散となりました。
東京都新宿区歌舞伎町2-38-3
stella.Kビル2階
2018.6.23