「光の魔術師」と称されるヨハネス・フェルメール。
フェルメールは、オランダのデルフトで生まれた
レンブラントと並ぶ17世紀オランダ黄金時代の代表画家。
スカーレット・ヨハンソンが主役を演じた
2003年のイギリス・ルクセンブルク合作映画
「真珠の耳飾りの少女 」を観た時からこの謎も多い
フェルメールに興味を持つようになりました。
映画でフェルメールを演じたのは、コリン・ファース。
フェルメールと言えば、コリン・ファースを
思い浮かべてしまうほど強烈な印象を残しました。
映画は、同名の小説を原作としたものですが、
小説や映画の影響もあり、フェルメールのブームが
再び世界中で起きたのです。
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この「真珠の耳飾りの少女 」を所蔵しているのが、
上の写真のオランダはハーグにある
マウリッツハイス美術館。
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小さな作品ではあるのですが、映画の影響もあり
実際には大きな存在に思えました。
マウリッツハイス美術館には、「デルフトの眺望」
「ダイアナとニンフたち」の作品があります。
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有名な「牛乳を注ぐ女」は、アムステルダム国立美術館。
ここには「恋文」「青衣の女」「小路」の作品があります。
フェルメールを生んだデルフトにも行き、
2006年のオランダの旅では7作品を鑑賞できました。
その後もウィーン美術史美術館や
ルーブル美術館にも足を運びました。
世界に散った「絵画の宝石」フェルメールの絵画、
研究者によっても違いがあるようで、
贋作事件などもありましたが、現存するのは、
世界に35作品ともいわれているようです。
全作品を所蔵している美術館で鑑賞するという
全点踏破の旅に出ることができるのではと
当時は思ってはいたのですが、
クルーズにもはまり、難しいものになっています。
日本に作品が来日したならば絶対に観たいと
フェルメール展には行くようにしています。
今年は、現存するフェルメールの絵画35点中9点が、
上野の森美術館に集結、10月5日から日時指定入場制です。
初めて鑑賞する3作品もあって楽しみにしています。
映画「チューリップ・フィーバー」も観ておかなくては
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