連絡バスで再び新宮港へと戻ってきました。
新宮市によるにっぽん丸と新宮駅を結ぶ
無料連絡バスも運行されていました。
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新宮港では、和歌山県の特産品を販売しています。
各種の振る舞いに感謝して、
お土産はこちらで購入することにしています。
重たいお土産を持ち歩く手間も省け、
お土産を買う時間も観光に充てたいのです。
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こちらでは、徐福茶と七草粥の振る舞いがありました。
徐福は、2200年ほど前、秦の始皇帝に仕え、
その命により、東方海上の三神山にあるという
不老不死の霊薬を求めて三千人の童男童女を引き連れ、
この熊野に渡来したと伝えられています。
その霊薬といわれる「天台烏薬」に
熊野の番茶をブレンドした徐福茶。
タンパク質、カルシウムが多く含まれ、
活性酸素消去作用が非常に高い健康飲料だそうです。
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五節句の一つの行事である「七草粥」ですが、
七つの草を集めるのは大変なことです。
セットになったものをデパートやスーパーでも
見かけますが、自分で作ることはありません。
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美味しい!!
有難くいただきました。
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「五節句」の制度は明治6年に廃止されましたが、
年中行事の一環として定着しているものもありますが、
重陽の節句など一般的ではないものもあります。
「七草粥」など理に適うものは、
取り入れていきたいと思いました。
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2時半~4時半までのアフタヌーンティーにも
間に合って、一息入れることにします。
和歌山県新宮市
2018.1.6