地下鉄「九段下駅」から武道館へ行く途中、
ずっと気になっていた建物がありました。
それがこの建物です。
貼られているポスターなどで、
戦争に関係する建物だとわかりましたが、
入ることができないでいました。
広島、長崎、知覧、沖縄、そして、海外でも
戦争を伝える施設に積極的に見学していたのに
より身近に感じるであろう戦争を知るのが
恐ろしくて避けてきたのかもしれません。
8月になると戦争を伝えるニュースやドラマが
多くなるので、それに触発されて
行かなければと思い立ったのでした。
昭和館は、戦中・戦後のくらしを
次世代に伝える国立の施設です。
入場料300円を自販機で支払い7階の展示室へ。
昭和10年~20年までの戦中の暮らしを
実物資料でわかりやすく展示されています。
両親が生まれた頃のもので、懐かしく思うのか、
見たくないと思うのか聞きたくなりました。
こちらは写真撮影が可能な防空壕体験。
カーテンを閉めると真っ暗、
空襲警報が鳴ると恐怖を感じました。
6階は、昭和20年~30年頃までの
戦後のくらしを伝えた展示がしてあり、米つき体験、
手押し井戸ポンプやバケツを使った体験をして
水汲みの仕事の大変さを実感します。
5階は映像・音響室、4階は図書室となっています。
ニュースシアターなども上映していますが、
これらは時間切れとなりました。
展示物を見て感じた疑問などは未解決のまま、
どんなところかもよくわかりましたし、
次回は映像や写真資料などで、
戦後のくらしをもっと詳しく知りたいと思います。
東京都千代田区九段南1-6-1
2018.8.12