新宮港に入港し、初春らしく熊野詣をしましたが、
和歌山県には「海の温泉郷」と呼ばれる勝浦、
紺碧の黒潮の海を前にした白浜温泉、
美人の湯の龍神温泉、熊野古道の古湯などの温泉、
秘境ムードを味わえるところは多々あります。
紀伊水道や熊野灘を挟んで変化に富んだ海岸線、
深山幽谷の地形から高野山開基による仏教寺院や
熊野三山などの神社信仰が発達したなど
神秘的で、物語の舞台としても魅力的です。
この日の日没は午後5時頃、最終帰船時間は午後5時半。
そして、出港が午後6時となっており、
温暖な気候のイメージがある和歌山県ですが、
カラダも冷えていきそうです。
小さなお子さんもお見送りイベントに参加しているようです。
風邪などひかなければ良かったのですが・・・。
イベントが始まりました。
お正月に相応しい和太鼓の演奏です。
寒い中、颯爽と演奏する様子は気持ちの良いもので、
新宮港での良き思い出として残ることでしょう。
ディナータイムが始まっていますから
お見送りを受ける乗客が少なくて
申し訳ないのですが、まるみのディナーは
セカンドなので必ずデッキに出ます。
和歌山へも何度となく旅をしているのに
まだまだ行きたいところがあります。
オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号海難事故で
暴風雨の中、賢明な救出をした和歌山県の人々、
そこから始まった日本とトルコの友好関係、
そのDNAを継ぐ人々の温かさにも触れる旅となるでしょう。
にっぽん丸で「熊野古道」へ行くクルーズもあるので
今回のリベンジをするべくいつの日か参加したいと思います。
その時は、新宮港へ戻ってきます。
和歌山県新宮市
2018.1.6