日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれている
天照大御神のお隠れになられた
天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として
御祀りしている天岩戸神社です。

岩戸川をはさんで西本宮と東本宮が鎮座し、
両社とも、天照大御神が御祭神。
天岩戸神話の舞台となった場所です。
神代の昔、弟の素戔嗚命の乱暴に怒り、
太陽神である天照大神が天岩戸に隠れると、
世界は闇に覆われ、多くの災いや秩序の乱れが起き、
困った八百萬の神々がお集まりになり、
御相談をされた天安河原が川上にあります。

西本宮が祭る天岩戸は拝殿の背後に隠れて、
通常は直接見ることはできません。
お祓いを受け、神職の案内付きで
天岩戸遥拝所から参拝。
写真等の撮影は禁止されています。
遥拝所からも天岩戸が明確に目視できません。

西本宮は本殿を持たない特有の造りで、
1986年造営、拝殿左脇に配祀神を祀る
切妻造妻入の御旅所があります。

古代イチョウは、高千穂町指定天然記念物です。

天岩戸神社の神楽殿です。
天岩戸夜神楽三十三番大公開まつりで神楽が奉納され、
一年の五穀豊穣と豊漁に感謝し、豊作を願います。
夜を徹して三十三番の神楽が舞われます。
宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073ー1
2021.11.4

この時も天岩戸は明確に映ってはいませんでした。
