観光船の接岸を目的に小規模な桟橋があります。
天候に恵まれ、海も穏やかであり、
上陸することができました。

天候や海の状況により運休になったり、
仏ヶ浦に上陸できずに
海上遊覧のみとなる場合もあります。

海上からしか見られない絶景もありますが、
上陸しなければ見ることのできない
絶景も楽しみましょう。

遊歩道までできているのも驚きましたが、
この絶景を見ながら事故でも起きれば、
大変なことになりますから必要のようです。

壁のように立ちはだかる岩の
大きさに圧倒されました。

1968年には下北半島国定公園の一部となり、
1975年には周辺の海域が
仏ヶ浦海中公園に指定されています。

私は何処へ来てしまったのだろうかと
一抹の不安も覚えもしましたが、
天候によっても印象を変える光景なので、
本当に恵まれていると思いました。

岩々には「蓬莱山」、「極楽浜」など
仏にちなんだ名前が付けられ、
極楽浄土を思わせる
神秘的な世界が広がる仏ヶ浦の奇岩群。

お堂があるので、お詣りをしておきましょう。
国道338号からも海岸に通じる歩道があり、
こちらに出ることができます。
左側から降りてきた人がいましたが、
急峻な地形、帰りは覚悟して
上っていくようだと思いますよ。
野生の熊にも注意が必要だそうです。

仏ヶ浦信仰の中心となる地蔵堂。
昔、仏ヶ浦に流れ着いたお地蔵様を祀り、
海上安全、豊漁の守り神とか。

仏ヶ浦は、奇異な形態の断崖、
巨岩が連なる海蝕崖地形。
息をのむような美しさでありながら
近寄りがたい場所でもありました。
下北郡佐井村長後
2022.9.13
