江戸、明治の湯治場の様子を今に伝える貴重な建物で、
映画「千と千尋の神隠し」のモデルともなった湯宿。
元禄7年創業で日本最古の湯宿建築にして
重要文化財指定の老舗宿の
四万温泉「積善館」です。
昼間の風景もなかなかですが、
やはり辺りが暗くなり、
灯りが点ると風情がさらに増します。
それは対面する四万グランドホテルの客室から
眺めるほうが良いのかもしれませんが。
四万温泉に宿泊するのは3度目ですが、
「千と千尋の神隠し」の世界に迷い込みそうな宿に
次こそは宿泊したいと思うのです。
一階の大浴場・元禄の湯は、アーチ状の窓が並び、
昭和モダニズムの雰囲気が漂います。
こちらの湯は胃腸の名湯であり、
全国のベスト1に選ばれたこともあるとか。
湯治の宿は、1泊や2泊でその良さは分からないかも。
胃腸の弱いまるみにとってこれ以上ない名湯、
長逗留できる身分になったら
ぜひとも実現させたいです。
群馬県吾妻郡中之条町大字四万
2020.2.9