稲城・多摩・八王子・町田の4市にまたがる
総面積3,000haという広大な面積を有する
日本最大級の計画市街地、多摩ニュータウン。
この丘陵からは964ヶ所の遺跡が見つかり、
1966年から40年間かけて発掘調査、
その成果がここに詰まっているのです。
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今から32,000年前、氷河期の終わり頃、
多摩ニュータウン地域で人々が暮らし始めました。
気候は現在の北海道に近く、大型獣を求めて移動生活。
やがて土器の出現により生活が一変します。
この時代が1万年以上続きます。
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弥生時代の遺跡は、多くはありませんが、
古墳時代では丘陵開発を進めた集団の集落や
その有力者の墓などが見つかっています。
奈良時代になると、
瓦や須恵器などの生産が活発に。
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室町時代から安土桃山時代には、
この丘陵にも武士の居館が築かれ、
江戸時代になると、里山の資源を活かした
炭焼きがさかんになったそうです。
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さて、この日は午前中から暑い一日でしたが、
館内の冷房施設が故障しており、
扇風機は回っていたものの役に立っているとは
思えないような状態、職員の方々も気の毒でした。
いろいろな体験教室も休止であったような。
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遺跡庭園「縄文の村」があり、
旧石器時代から中世にいたる複合遺跡を
保存する目的で整備されています。
5,000年前にこの辺りで生えていた樹木や野草を
50種類以上植え、当時の森の様相を再現しています。
しかし、あまりにも蚊など虫が多く
じっくりと見学するのは断念しました。
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園内の竪穴住居3棟の住居内では、
防虫・防腐を兼ねて日替わりで火焚きを行い、
運が良ければ実際の火焚きも見学できます。
入館料:無料
東京都多摩市落合1-14-2
2022.7.19