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'06/12/21の朝刊記事から
切断遺体は外国人か BCG接種のあとなし
東京都新宿区の路上でごみ袋に入った男性の切断遺体が見つかった事件で、遺体の腕には結核の予防接種(BCG)を受けたあとがないことが20日、警視庁新宿署捜査本部の調べで分かった。
日本では、結核予防法の定めによりBCGの接種を行うこととされており、捜査本部は被害者が外国人の可能性もあるとみて、身元の割り出しを進めている。
これまでの調べでは、遺体の男性は日本人を含むアジア系で、骨の状態などから、20代とみられる。
首が切断され、へその下付近で下半身が切られていたほか、左腕はひじ付近で、右腕も手首の部分で切断されていた。
厚生労働省や財団法人結核予防会結核研究所(清瀬市)によると、国内では1951年に結核予防法が施行され、BCG接種は責務とされている。
現在20代であれば、ツベルクリン反応の陰性者を接種対象とした時期ではあるが、接種率は9割以上という。