備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

村上被告に実刑判決 不公正取引 解釈厳しく

2010-03-15 20:54:21 | 社会


'07/07/20の朝刊記事から

村上被告に実刑判決 不公正取引 解釈厳しく
宮内証言決め手に


ニッポン放送株のインサイダー取引事件で、証券取引法違反罪に問われた村上ファンド前代表村上世彰(よしあき)被告(47)に19日、東京地裁は「証券市場の信頼を著しく損ない、反省は皆無」などとして、懲役2年、罰金300万円、追徴金約11億4900万円の実刑判決を言い渡した。
証券市場の犯罪が相次ぎ、厳罰化を求める風潮も強まる中、司法が公正さを強く求めた形だ。

ライブドア(LD)の堀江貴文前社長(34)らから同放送株大量取得の方針を聞き、株を買い増したとして証券取引法違反罪に問われた村上被告。
LDが大量取得を決定、被告に伝えたのか。
公判では、インサイダー情報の解釈自体が焦点となった。

「会議後に資金は借り入れでやろうと提案し、堀江前社長から『すぐに動け』と指示された」
昨年11月30日、東京地裁での村上被告の初公判。
証人尋問で宮内亮治元LD取締役(39)が、堀江前社長とのやりとりを詳細に証言した。

2004年9月の会議で村上被告から同放送株大量取得を勧められたLDが、即座に実行に向けて動き出したという検察側主張に沿う内容。
同年11月の会議で株取得のインサイダー情報を明確に示したという核心部分の立証でも「宮内証言」は柱となった。

これに対し、弁護側反証の切り札的存在は堀江前社長。
今年3月の証人尋問では「プロ野球参入や決算の対応に集中していた時期。取得は決まっていなかった。9月と11月の会議は記憶にない」と真っ向から否定した。

自身が実刑判決を受けたLDの粉飾決算事件の公判に続いて、トップとナンバー2との“因縁の対決”が、再び展開された。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自動車全社が生産休止

2010-03-15 20:18:44 | 災害


'07/07/20の朝刊記事から

自動車全社が生産休止
部品供給途絶え トヨタ北海道も


新潟県中越沖地震の影響で、ホンダ、マツダ、いすゞ自動車など自動車メーカー6社が19日、新たに生産休止を決めた。
同日から生産休止に入ったトヨタ自動車などを含め、国内メーカー12社すべてが生産休止に追い込まれることになった。

生産が止まるのは苫小牧市のトヨタ自動車北海道など計約50の工場で、日本自動車工業会の推定では、国内自動車生産の約8割が一時ストップ(「停止」と書くべきだろう)する。
被災した部品メーカー、リケンからの部品供給が途絶えたことが原因となって、日本経済の大黒柱とも言える自動車産業が麻痺する深刻な事態となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする