備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

110816 山田洋行 水増し 説明使い分け

2011-08-16 17:35:39 | 社会
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>’07/10/29の朝刊記事から

山田洋行 水増し 説明使い分け
守屋氏と防衛庁に 事態収拾狙う?


防衛・航空分野の専門商社「山田洋行」(東京)が6年前、自衛隊の装備品をめぐり約1億8千万円の水増し請求が発覚した際、当時防衛局長だった守屋武昌・前防衛事務次官(63)に「(装備品の発注元である)海上幕僚監部との間で、品代の中に技術支援費を(山田洋行が)含ませることで事前調整していた」と説明していたことが28日、関係者の話で分かった。

山田洋行は、この問題を調査していた旧防衛庁の担当部署には、品代に技術支援費を含ませたのは米国メーカーだったと指摘。
同じ組織でも相手によって説明を使い分け、収拾を図ろうとしていた実態が明らかになった。
その後、防衛庁は山田洋行に対し、取引停止などの処分はしていない。

守屋前次官は、山田洋行元専務(69)との頻繁なゴルフなどが問題になっている。

水増し請求されたのは、山田洋行と防衛庁が2001年3月に契約した「チャフ・フレア・ディスペンサー」計24セット(契約金額約8億1千万円)。
契約後、同庁の米国メーカーに対する価格調査で、山田洋行がメーカーの用紙を勝手に使い見積書を作成、品代を水増しして提出していたことが判明した。

山田洋行の水増し請求
敵のレーダーなどをかく乱させる「チャフ・フレア・ディスペンサー」の納入で2001年3月に旧防衛庁と契約した山田洋行が約1億8千万円の水増し請求をしていた問題。
契約後、同庁が米国メーカーに価格調査の問い合わせをしたことで発覚した。
山田洋行はこれ以外に、海外メーカーの請求書などを偽造・変造する手口で組織的、恒常的に水増し請求していたことが判明。
印刷業者に偽造を頼むなどしており、防衛商社の在り方をめぐる議論の焦点になるとみられる。


コメント
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