’08/05/24の朝刊記事から
島根・夫婦殺害 生きたまま火
男性遺体 気管にすす
島根県津和野町で22日、有田喬さん(81)と妻ツルミさん(76)夫妻が自宅で殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された孫の無職直樹容疑者(23)は、生きていた喬さんの体に火をつけていたことが23日、津和野署捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は同日、島根大医学部付属病院で二人の遺体を司法解剖。
喬さんの気管にすすが付着しており、火を付けられた際には息があったとみている。
喬さんの死因は出血性ショック。
死亡時刻は22日午後1時前後という。
喬さんは太ももから上が焼け焦げていた。
背中に3本の包丁が刺されていたが、火を付けたのが先だったかは不明。
ツルミさんの死因は首左側の動脈を切られたことによる失血死と判明。
右親指には争った際にできたとみられる傷あとがあった。