’08/05/23の朝刊記事から
日本チーム 成都で治療開始
【成都(中国四川省)22日佐々木学】中国・四川大地震で、日本が派遣した国際緊急援助隊の医療チームは22日午後、成都市内の四川大学付属華西病院で、被災者の治療を始めた。
チーム隊員は救急外来、集中治療室(ICU)、透析の3グループに分かれ、中国側と活動内容を協議。
救急外来グループには同日夕、救急車で重症の被災者が運び込まれ、早速治療に入った。
田尻和宏団長は治療活動を前に記者会見し、「病院長から歓迎と感謝の言葉とともに、緊急医療の経験を交換したいとの話があった」と述べ、中国側との意思疎通不足で遅れていた活動の開始に、安堵の様子を見せた。
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