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’07/11/24の朝刊記事から
イラク駐留ポーランド軍
新首相が「来年撤退」
【ベルリン23日時事】ポーランドのトゥスク首相は23日、下院で就任後初の施政方針演説を行い、イラクに駐留している同国軍を2008年に撤退させる方針を表明した。
AFP通信が報じた。
同首相は「同盟国に対する義務を果たしたとの認識から、撤退を実施する」と述べた。
イラク撤退は、10月の総選挙で現与党の中道リベラル「市民プラットフォーム」が公約していたもので、カチンスキ前政権からの外交政策転換を、早速印象付けた。
米国のイラク攻撃を支持したポーランドは当初、約2600人の兵士をイラクに派遣。
規模は段階的に縮小されたものの、現在も約900人が駐留する。
これまでに同国兵士22人が犠牲になっている。