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080317 「調査団受け入れを」ダライ・ラマ14世

2013-05-12 21:36:41 | 中国
’08/03/17の朝刊記事から

「調査団受け入れを」ダライ・ラマ14世

【ダラムサラ(インド北部)16日共同】チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世は16日、亡命政府があるインド北部ダラムサラの寺院で記者会見し、中国チベット自治区などでの暴動への関与を否定、「中国が私をスケープゴ―トにするなら、真相究明のため国際社会の調査を受ければいい」と述べ、中国側に国際調査団の受け入れを求めた。

一方で、中国との対話姿勢を強調。求めているのはチベットの独立ではなく高度な自治として「中国が対話に理解を示さず、武力で抑圧しているのは残念」と非難した。

ダライ・ラマは、中国当局が教育などでチベット文化を否定し「文化的な虐殺が起きている」ことにチベット人の大多数は怒りを感じていると抗議デモの背景を説明。

抗議デモは「怒りの表現だ」と理解を示しながらも「完全な非暴力と平和が私の原則だ」「暴力は自殺と同じ」と指摘し、現地のチベット人、中国治安当局の双方に自制を促した。



ダライ・ラマ14世
ダライ・ラマはチベット仏教(俗称はラマ教)の教主の呼称で、14世は1940年に即位。観音菩薩(ぼさつ)の化身として絶対的な信仰を得るチベットの政治、宗教の最高権威者。中国人民解放軍の進駐への抵抗運動がチベット全土に拡大した59年3月にインドに亡命した。以来、インド北部ダラムサラを拠点にチベット自治政府樹立運動を指導している。



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