‘06/09/07の朝刊記事から
世界人口65億人突破
国連機関が06年版白書
前年比7500万人増
アジアで過半数
【ロンドン6日共同】国連人口基金は6日、2006年版「世界人口白書」を発表、人口減が懸念されている日本と対照的に世界の人口は今後も増加が見込まれるとし、前年より約7560万人増の約65億4030万人となった。
中国とインドの上位2カ国を抱えるアジア地域が全体の約55%を占めた。
日本は前年比約10万人増の1億2820万人で前年と同じ10位だったが、50年には約1600万人の減少と予測されており、少子高齢化とともに人口減少が進む傾向を示している。
同年の世界人口は90億人台と大幅増の見込み。
中国の人口は約13億2360万人、インドが約11億1950万人で突出。
インドは50年には中国を抜き15億人台となると見られている。
主要国(G8)で50年に人口増が予測されるのは約9400万人増を見込む米国のほか、英国(約700万人増)、フランス(同約200万人)、カナダ(同約1000万人)の4カ国。
出生率の低いドイツ、イタリア、ロシアはそれぞれ約300万人から約3000万人の減少が見込まれている。
世界人口65億人突破
国連機関が06年版白書
前年比7500万人増
アジアで過半数
【ロンドン6日共同】国連人口基金は6日、2006年版「世界人口白書」を発表、人口減が懸念されている日本と対照的に世界の人口は今後も増加が見込まれるとし、前年より約7560万人増の約65億4030万人となった。
中国とインドの上位2カ国を抱えるアジア地域が全体の約55%を占めた。
日本は前年比約10万人増の1億2820万人で前年と同じ10位だったが、50年には約1600万人の減少と予測されており、少子高齢化とともに人口減少が進む傾向を示している。
同年の世界人口は90億人台と大幅増の見込み。
中国の人口は約13億2360万人、インドが約11億1950万人で突出。
インドは50年には中国を抜き15億人台となると見られている。
主要国(G8)で50年に人口増が予測されるのは約9400万人増を見込む米国のほか、英国(約700万人増)、フランス(同約200万人)、カナダ(同約1000万人)の4カ国。
出生率の低いドイツ、イタリア、ロシアはそれぞれ約300万人から約3000万人の減少が見込まれている。