日本最東端の学校・根室市立歯舞小中学校に立ち寄りました。
学校沿いを通る道道989号・豊里歯舞線をたどって、
道道35号・根室半島線に復帰しました。
この道道を進みJR根室駅まで戻るのですが、途中にある「最東端」と冠するものをひたすらめぐる「最東端コレクション」のチャリ旅を続けます。
交差点のすぐ近くにある3棟の公共施設。
納沙布岬寄りにある根室市立歯舞診療所、こちらは本土最東端の医療機関。
その隣りは根室警察署歯舞駐在所、こちらは本土最東端の警察機関ではありません。
納沙布岬のすぐ近くに納沙布駐在所があるようですが、私はスルーしてしまいました。
根室市街寄りにあるのは根室市消防署歯舞消防分遣所、こちらは文句なく本土最東端の消防機関。
さらに進むと、セイコーマートうちやま歯舞店。
こちらは日本最東端のコンビニエンスストアです。
セコマはこんな最果ての地の一歩前のようなところにもあるんですねぇ~。
最東端のセコマから少し進んだところにあるフラリ(ふらり)バス停。
ここのバス停だけ妙に小ぎれいな感じがします・・・根室交通さん、絶対“狙って”ますねぇ~。
根室交通さんの思惑に乗せられた私は、こうして「ふらりバス停」を撮影してしまいました。
「ふらり」とは、当然このあたりの地名です。
漢字では「婦羅理」という珍妙な表記。
由来はアイヌ語「フラ・ルイ」で、「臭う所」という意味なのだそうです。
なぜ臭うのかというと、近くの浜辺に打ち捨てられた昆布が腐り、悪臭を放つのだそうです。
また、かつては根室拓殖鉄道という鉄道があって、このあたりには婦羅理駅があったそうです。
ふらりの集落を過ぎると家々はまばらになり、進行方向左手に太平洋が見えてきます。
引臼橋を渡ります。
このあたりになると、太平洋はすぐそば。
太平洋とは反対側の進行方向右手には、ヒキウス沼という小さな沼がひろがっています。
根室半島を進むとこういった沼地がときおり現れ、ままちゃりライダーの目を楽しませてくれます。
橋を渡ってしばらく進むと、漁港のある小さな集落に入ります。
集落にある双沖漁港。
その先に見える出っ張りは、トシモリ岬というそうです。
集落が終わるところにある小学校は、根室市立共和小学校跡です。
こちらもすでに廃校になってしまい、歯舞小中学校に統合されています。
小学校跡を通過すると、まわりはいよいよ寂しくなってきます。
振り返って撮影した、とある青看。
道道1064号・
道道って1000番台もあるんですねぇ~、さすがはでっかいどうです。
なのになのに、友知牧之内線の
ヘキサゴンに4ケタは表示できないんでしょうか?
ときおり太平洋を望みながらも、
草原を突っ切る道道35号。
ついに湿原地帯へ。
「シカ注意」!
・・・・・・心して進みますが、残念ながらこの日はシカさんには会えませんでした。
進行方向右手に大きな沼が見えてきます。オンネ沼という沼です。
なかなか画になる湿地帯ですねぇ~(*^_^*)
このあたりの湿原は根室湿地群のひとつで、「日本の重要湿地500」のひとつに挙げられているそうです。
水辺の周りをオオワシが飛んでいました。
少し進むと、今度はやや小さめの沼。
こちらはタンネ沼というそうです。名称が似ていてなかなかややこしい。
タンネ沼が見えなくなってくるあたりで、道道35号は残り3km。
いよいよ根室市街へ。
これより道道35号は千島町通りと呼ばれるようです。
進行方向右側には、
本土最東端の高等学校・北海道根室高等学校が現れました。
しかしこの日は敬老の日。
日本最東端のJKに遭遇することはありませんでした(T_T)
【今回の行程記録】
[A]本土最東端の小中学校・歯舞小中学校 13時45分発
道道989号・豊里歯舞線、道道35号・根室半島線経由
[B]本土最東端の医療機関&消防機関・歯舞診療所&歯舞消防分遣所 13時47分着
[C]本土最東端のコンビニ・セイコーマート うちやま歯舞店 13時50分着
[D]旧共和小学校 14時15分着
[E]オンネ沼 14時29分着
[F]本土最東端の高等学校・北海道根室高等学校 14時44分着
*所要時間 59分
*移動距離 約13.5km
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