勤務中、同僚のS君から思いがけない情報を耳にしました。
「ハイソフトのおまけが変わったそうですよ」
「ハイソフト」とは、森永製菓が製造している「森永 Hi-Soft」というキャラメルのこと。
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そしてハイソフトには、風景写真のついたメモカードがおまけで入っているのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/15/dd3cdaf1aa519c35be4811fa515bb0a3.jpg)
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表が風景写真で、裏がメモの小さなカードのことです。
そして密かに、私はこのカードを集めていて、前回のシリーズ・「日本の世界遺産」はコンプリートしました。
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カードは全部で16種類。
これらをコンプリートするのに約半年かかりました。
当然おやつは毎日ハイソフトです。
15番目の石見銀山のカードがやたらとダブった記憶があります。
最後の白神山地のカード(2番目)が出た時は、達成感やら寂寥感やら感情が複雑に交錯したものでした。
そして今回のシリーズは、「日本の名城」です。
城攻めをライフワークとしている私にはなんともピッタリな題材ではありませんか!
今回もカードは16種類。
パッケージを見る限り、世界遺産・姫路城、雲海が美しい「天空の城」・竹田城、琉球の王宮・首里城の3種類がありそうです。
あとは不明・・・・・・たぶんGoogle先生に尋ねてしまえば、たちどころにわかるのでしょうが、それはやらないでおこうと思います。
それでは最初の1枚目・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/02/27a0acb17a25ce7874baa60ec10571c3.jpg)
むむっ!! この城はわからん・・・・・・。
裏面を見てみると・・・・・・No.2 横手城!
なんと日本100名城に指定されていない横手城をチョイスしてきましたよ、森永さんは!
横手城は秋田県の南東部を支配した小野寺氏の居城でした。
ナムコの「独眼竜政宗」では最北に位置して、放っておくと軍備が増強されていく厄介な存在です。(史実では、小野寺と政宗とは一切絡んでいないのですが)
それはともかく・・・
小野寺氏は輝道の代で最盛期を迎えますが、その子・義道の代になると没落の一途をたどります。
山形城主・「出羽の驍将」最上義光が南から、角館城主・「夜叉九郎」戸沢盛安が北から圧迫し、勢力を縮小していきました。
豊臣秀吉の天下統一に際してはいち早く臣下に下ったものの、最上義光の謀略に掛かってさらに勢力を弱めてしまいます。
関ヶ原の戦役では周囲の大名が軒並み東軍に付く中、義道は西軍の上杉景勝に応じて寝返り仇敵・最上を攻めますが、惨敗。
戦後に領地を召し上げられてしまいました。
横手城は、関ヶ原の後に秋田に移封させられた佐竹義宣のものとなりました。
佐竹氏は、秋田の久保田城を本城としました。
武家諸法度における一国一城令で、横手城は破却されるはずでしたが、佐竹氏が幕府に働きかけたため例外として認められ、破却を免れました。
以後は佐竹氏の家臣・戸村氏の居城となりました。
戊辰戦争では、東北諸藩が奥羽列列藩同盟に加盟する中、佐竹氏は唯一新政府につきました。
そのため横手城は列藩同盟軍に攻められ、落城しました。
新政府軍は東進し、佐竹軍はなんとか持ちこたえ、東北諸藩は新政府に降伏することとなります。
明治に入り、横手城は廃城となりました。
横手城のカードは天守を映したものになっています。
しかしながらこの天守、史実では存在しておりません。
愛知県にある岡崎城をモデルにした、模擬天守なのです。
遺構もあまり残っていなかったためか、100名城の指定は逃してしまいました。
私にとってはまったくノーマークだった横手城を皮切りに、ふたたびハイソフトとの闘いが始まります。
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