![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/6e/fb6659b4e891bd9560b16cf72ca23713.jpg)
再び二の丸へと戻ってきました。
こたびは城の中核部分へと足を踏み入れます。
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このあたりは、それぞれの虎口から二の丸を突破した敵兵が合流する地点です。
往時には櫓門が設置されていたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/b3/7a068e1b8f6267da1f2cc0fe960b803f.jpg)
右を見ると、二の丸と中の丸を隔てる空堀が見えます。
二の丸からの道をこのまま進むと、右手に中の丸の入口が見えます。
中の丸に入るのは後にして、このまま進むと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/67/48e91d6870eb345fdf61606a23e83af0.jpg)
道はまたしても堀底を進むことになります。
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左が本丸、右が中の丸。
ふたつの郭を隔てるように掘られた大堀切の規模は相当なものです。
郭をつなぐ引橋【復元】も、かなり高いところにかかっています。
当時の引橋は現在よりも下の方にかかっていたようで、さらに大堀切ももっと深かったと考えられています。
それにしても、この橋の地点は蚊が多い・・・。
ですが、この大堀切&引橋の画こそスタンプの画角です。
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蚊の攻勢にひるまず、画角撮影に成功!
それにしても虫よけスプレーさん、ちょっと効いているんですか???
大堀切から後ずさりし、中の丸へと向かいます。
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枡形虎口を突破し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8b/6a773adf9869c447cdb31acdd2c99283.jpg)
中の丸に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a3/d6b935407a4e9fccd6ec84234470d3bb.jpg)
中の丸にあるこの建物でも、続100名城スタンプが押印できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/de/4835a1e2ce46068c90682081a8bb259a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/25/98d7403e21466e2c626dc387b9be0051.jpg)
中の丸から、先ほどの引橋へ。
この先が本丸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/17/52854a5354806ecfc13133ed928b3757.jpg)
引橋から見下ろした画。
こちらは二の丸側ですが、落ちたら生命の危機を感じるくらいの高さです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6a/3ab89ca93aa7ff8e4fa0c66f4d4d13f2.jpg)
反対側は大堀切。
規模は尋常なものではありません。
こんな深さまでよく掘ったものだなぁ~と感嘆するばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a8/6fd4496f939a1550382f1eecdd093088.jpg)
引橋を渡ると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/fc/174c2fc1d49fe221c0523ea9fb1d2b3a.jpg)
最後の枡形虎口を経て、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d4/5030bc15229c1e332cee13bf912b94f6.jpg)
本丸に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/cc/8acc200979d3e9253081406316609191.jpg)
「史跡 滝山城跡」の石碑に到達したところで、「城攻め」!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1c/52f492540c34c76aaaeb40a90b2f7831.jpg)
続日本100名城・第123番、滝山城攻略!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6c/f6a96f2117d32b955ac2dcd3aac89368.jpg)
滝山城の築城以前の拠点であった高月城も攻略できました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/f1/e65b68fdebc9ec932ba5f18194c58d75.jpg)
本丸井戸は、本丸の南端、石碑の近くで口を開いています。
築城当時から存在する古井戸のようですが、水は涸れてしまっています。
本丸は南側と、一段高い北側の二部構成となっており、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/db/f0f49346b01b5e5bec875a53f9193e2c.jpg)
本丸の中ほどに鎮座する霞神社の石段が、南北の分かれ目となっています。
こちらの社は、日露戦争に出征して戦死した英霊を祀っています。
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本丸の北側に入っていくと、こちらで鎮座しているのは、水運の守り神とされる金毘羅神社。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/51/0ef87d8f21a59bd4786ef84a8b105cc4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3a/7fa2719a3bdd4e784b976fccc071406e.jpg)
眼下に広がるのは、北から南東へと流れる多摩川。
さらに西からは秋川が流れてきて、この地で合流します。
滝山城は2つの川の合流地点ににらみを利かせ、両川の水運を抑えるために築城されたことがわかります。
金毘羅様が祀られているのもうなずけますね。
政においては多摩川の水運を司り、戦においては武田の猛攻を防いだ名城・滝山城。
私にとって惜しむらくは、草木が生い茂る夏場に訪れたため、馬出などの遺構がよく見えなかった(というより、いい画を撮ることができなかった)ことです。
各地に宿題を残す私の登城記、ここ滝山城にも宿題を残したようです。
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