京都はオヤジが生まれた好きな街でもありますから、今回は拘ります。
決めたものを世間にどうのこうの言われたから変えてしまうぐらい、伝統行事を保存する人たちは軽い決定をするのかと問いたい。
結局、そもそも後ろめたいものを感じているから、世論にぐらつくのです。
後ろめたいものとは、ズバリ放射能に対する無知、被災地に対する偏見、差別意識そのものです。
決して純粋に考え抜いたのではなく、「伝統」、「歴史」の名の下に奢り昂ぶった「差別意識」があったことを認めなければ、本当の謝罪にはなりません。
折角の伝統も守る人の器でその価値や意義にケチがついてしまいます。
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<被災松、京都に到着 五山全ての送り火に 大文字保存会理事長が謝罪>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年8月11日
京都の「五山送り火」を運営する5つの保存会のうち、16日の送り火で、方針を転換して岩手県陸前高田市の被災松を使うことを決めた大文字保存会の松原公太郎理事長が11日、京都市内で記者会見。「多くの方に心配と迷惑をかけ、われわれの都合で被災者を振り回したことを心よりおわびしたい」と謝罪した。
京都市が調達した被災松500本は、11日午後3時ごろ、京都市役所に到着。13~15日に市役所前で市民や観光客らに祈りの言葉などを書き込んでもらう予定。これで被災松が五山全ての送り火で燃やされることになった。
大文字保存会は、10日夜から11日未明にかけて理事会を開いて検討したが決定には至らず、11日朝になって五山の各保存会でつくる京都五山送り火連合会の要請を受けて決定した。松原理事長は決定が遅れた理由について、「いろんな意見を集約できなかった。心理的なプレッシャーもあった」と釈明した。
京都市の門川大作市長もこの日会見し、「強い意志で(大文字保存会を)説得すべきだった。風評被害を助長することにもなりかねず、おわびします」と謝罪した。
決めたものを世間にどうのこうの言われたから変えてしまうぐらい、伝統行事を保存する人たちは軽い決定をするのかと問いたい。
結局、そもそも後ろめたいものを感じているから、世論にぐらつくのです。
後ろめたいものとは、ズバリ放射能に対する無知、被災地に対する偏見、差別意識そのものです。
決して純粋に考え抜いたのではなく、「伝統」、「歴史」の名の下に奢り昂ぶった「差別意識」があったことを認めなければ、本当の謝罪にはなりません。
折角の伝統も守る人の器でその価値や意義にケチがついてしまいます。
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<被災松、京都に到着 五山全ての送り火に 大文字保存会理事長が謝罪>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年8月11日
京都の「五山送り火」を運営する5つの保存会のうち、16日の送り火で、方針を転換して岩手県陸前高田市の被災松を使うことを決めた大文字保存会の松原公太郎理事長が11日、京都市内で記者会見。「多くの方に心配と迷惑をかけ、われわれの都合で被災者を振り回したことを心よりおわびしたい」と謝罪した。
京都市が調達した被災松500本は、11日午後3時ごろ、京都市役所に到着。13~15日に市役所前で市民や観光客らに祈りの言葉などを書き込んでもらう予定。これで被災松が五山全ての送り火で燃やされることになった。
大文字保存会は、10日夜から11日未明にかけて理事会を開いて検討したが決定には至らず、11日朝になって五山の各保存会でつくる京都五山送り火連合会の要請を受けて決定した。松原理事長は決定が遅れた理由について、「いろんな意見を集約できなかった。心理的なプレッシャーもあった」と釈明した。
京都市の門川大作市長もこの日会見し、「強い意志で(大文字保存会を)説得すべきだった。風評被害を助長することにもなりかねず、おわびします」と謝罪した。