世界陸上の開幕、女子マラソン。
結局、ずっと視てましたが、相手の出方を完全に読み間違った戦略負けでした。
自力では敵わない相手ですから、レース展開を戦略的にどう読み、どう仕掛けるかがキーでした。
その点で日本の戦略は相手が従来のやり方を踏襲することから離れてませんでした。
日本は「想定外」は想定しなかった怠慢でしかないことを徹底的に思い知らされてきたはずですが・・・
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<日本勢、スピード勝負に太刀打ちできず 世界陸上女子マラソン>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年8月27日
高温、多湿の状況で、主導権を握ったケニア、エチオピアの2カ国がけん制しあった結果、前半は超スローペースになった。日本選手はこれに合わせる形になってしまった。
32キロ付近でのケニア勢のスパートについていけなかったが、切り替えというよりも基本的なスピードの差。スピード勝負に持ち込まれると、太刀打ちできない。日本人最上位の赤羽選手はトラック出身だから、最も対応できた。尾崎選手は金メダルのプレッシャーがあったのだろう。
日本勢が上位入りするには、前半からケニア、エチオピア勢にダメージを与えるような速いペースをつくるべきだった。前半で野尻選手が前に出たときに、日本の5選手が速いペースで進めば、後半の粘りで上位を狙えたと思う。スピードでかなわないなら、相手にダメージを与えて粘るしかない。
アフリカ勢は男子が活躍し、女子も台頭すると予想されていた。海外のレースを見ても、フルマラソンだけでなく、5キロやハーフなどで転戦し、経験を積んでいる。チームを作って選手をサポートし、ビジネスとして競技を行っている。コーチングスタッフなども充実して、女子も男子並みになってきている。
結局、ずっと視てましたが、相手の出方を完全に読み間違った戦略負けでした。
自力では敵わない相手ですから、レース展開を戦略的にどう読み、どう仕掛けるかがキーでした。
その点で日本の戦略は相手が従来のやり方を踏襲することから離れてませんでした。
日本は「想定外」は想定しなかった怠慢でしかないことを徹底的に思い知らされてきたはずですが・・・
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<日本勢、スピード勝負に太刀打ちできず 世界陸上女子マラソン>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年8月27日
高温、多湿の状況で、主導権を握ったケニア、エチオピアの2カ国がけん制しあった結果、前半は超スローペースになった。日本選手はこれに合わせる形になってしまった。
32キロ付近でのケニア勢のスパートについていけなかったが、切り替えというよりも基本的なスピードの差。スピード勝負に持ち込まれると、太刀打ちできない。日本人最上位の赤羽選手はトラック出身だから、最も対応できた。尾崎選手は金メダルのプレッシャーがあったのだろう。
日本勢が上位入りするには、前半からケニア、エチオピア勢にダメージを与えるような速いペースをつくるべきだった。前半で野尻選手が前に出たときに、日本の5選手が速いペースで進めば、後半の粘りで上位を狙えたと思う。スピードでかなわないなら、相手にダメージを与えて粘るしかない。
アフリカ勢は男子が活躍し、女子も台頭すると予想されていた。海外のレースを見ても、フルマラソンだけでなく、5キロやハーフなどで転戦し、経験を積んでいる。チームを作って選手をサポートし、ビジネスとして競技を行っている。コーチングスタッフなども充実して、女子も男子並みになってきている。