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米中「開戦」前夜?/「ポスト安倍」候補の対中姿勢が問われ、日本企業も米国の本気度を知るべき/「討論」世界覇権は・・・/

2020年07月26日 | 政治

米中“開戦”前夜? トランプ政権「最後通告」突き付け…自由主義vs共産主義の全面対決! 日本に跋扈する「親中派」に踏み絵も
 ドナルド・トランプ米政権が、中国共産党に「最後通告」を突き付けた。世界全体で62万人以上の死者を出す新型コロナウイルスの大流行を引き起こしながら、その混乱に乗じて軍事的覇権拡大を進める習近平国家主席率いる中国に対抗するため、自由主義諸国を束ねていく決意を打ち出したのだ。「自由主義」と「共産主義・全体主義」の全面対決。米中両国によるお互いの総領事館への閉鎖要求は「開戦前夜」といった様相だ。日本の政界や財界、官界、マスコミ界には「親中派」が跋扈(ばっこ)しているが、今後の展開次第では“踏み絵”を迫られることになりそうだ。

「自由世界が共産主義体制の中国を変えなければ、共産中国が私たちを変えてしまう」「中国共産党から私たちの自由を守ることは、時代の使命だ」「自由世界は新たな専制国家に打ち勝たなくてはならない」

 マイク・ポンペオ米国務長官は23日、カリフォルニア州で「共産主義の中国と自由世界の未来」と題する演説を行い、こう宣言した。

 東西冷戦の終結とソ連崩壊から約30年。1972年に「米中和解」を実現させたリチャード・ニクソン元大統領ゆかりの記念図書館での演説は、トランプ政権の「断固たる決意」を感じさせた。

 ポンペオ氏は、米中和解以降の歴代米政権の対中政策について、「中国に盲目的に関与していくという古い枠組みは失敗した」「中国は、国内では一層権威主義化し、国外では自由を攻撃し敵視している」などと断じ、中国が自由社会や市場経済を悪用して台頭するのを看過したと批判した。

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