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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

白見万博相、「ロシアが」という前に「内なる問題」はないのか?ロシアが「不参加」表明

2023年11月29日 | 政治

自見万博相、ロシアの万博参加拒否を示唆 「理念と相いれない」

朝日新聞社

 自見英子万博相は24日の閣議後会見で、2025年開催の大阪・関西万博に参加表明をしているロシアについて、「(ウクライナ侵攻を続ける)現下の状況が変わらないのであれば、万博に参加することは想定されない」と述べ、参加を拒否する可能性を改めて示唆した。

 ロシアの万博参加を巡っては今年3月、当時の岡田直樹万博相が参加拒否に言及している。自見氏は「ロシアによるウクライナ侵略は万博のテーマである『いのち輝く未来社会のデザイン』の理念とは相いれない」と述べ、侵攻が続く間は参加は想定されないとの従来の見解を踏襲した。一方、ウクライナ侵攻の停止が判断基準になるかについては、「今後の情勢をよく踏まえた上で検討したい」と明言を避けた。

 万博には160カ国・地域が参加を表明している。参加を表明していないウクライナについては、「引き続き、様々なルートを使って、ぜひ参加していただきたいという思いのもとで調整活動を行っている」と述べた。(川辺真改)

大阪・関西万博(METI/経済産業省)


これに対してロシアは正式に「不参加」を表明。
(参加表明159,不参加は160の国や地域)

 2025年の大阪・関西万博をめぐり、28日、ロシアが参加しないことを正式に表明しました。  
政府は、再来年の大阪・関西万博に、160の国と地域が参加を表明していると明らかにしていました。  
28日、フランス・パリで開かれたBIE(博覧会国際事務局)総会で、日本代表のプレゼンテーションの後、ロシア代表が発言を求め、「主催者との十分なコミュニケーションが取れていない」として、大阪・関西万博への参加を取りやめることを表明しました。  これで大阪・関西万博に参加を表明した国・地域の数は159となります。  ロシアによるウクライナ侵攻以降の、日本や欧米諸国の対応に対する反発とみられています。
【速報】ロシアが2025年大阪・関西万博に『不参加』を正式表明「主催者と十分なコミュニケーションが取れていない」(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

ブログ主・・・ロシアの現状では何もなくても参加は難しい状態かもしれません。
しかし維新と政府は何の見通しもないのに、万博を見直す努力や気配はありません。
白見万博相は多分困惑していることでしょう。
損切でもこのまま開催するよりは経済的にもマシ、という声が国内にあり、かかる費用も増えています。
マークも怖いイメージで国民に親しまれる雰囲気は少ないと思われます。



中国ドラマ・・・感動の「家族の名において」


本当は30代のタン・ソンユンが演じる16歳の少女が可愛い。学校では勉強はビリに近いが大変明るく人懐こいのだ。また3人の子が小さい時に育てた父親の姿を見て育ち、どの子も親孝行だ。
ところで「末娘」を演じるタン・ソンユンは実は30代、彼女はどの俳優にも好かれ、演技力も抜群だ。
見ていてヤンチャな16歳としか思えない。
ずっと年配の名優「王凱」と結婚し最近双子を出産したという。
譚松韻、王凱《向風而行》收視冠軍豆瓣開分僅6.9 網揭2大原因拖垮整齣戲 -- 上報 / 流行名優の王凱と。


最近、中国ドラマに歴史などどうでもいい「ラブ史劇」など目にあまるのが内容が劣化、大奥(後宮)での争いのドラマには食傷気味です。日本で売り込もうとしているような気がします。それなりのファンが多くいるのでしょう。


しかし光る優秀な番組があって、王凱主演の「孤城閉」(やや内容が難しい。歴史を調べながら見ています)
「九齢公主」、現代劇では「家族の名において」(これは血縁関係のない3人の子供が兄弟として心優しい年配の男性に育てられる、というもの)・・・その3人の子供を育て、温かい料理をし学校に行かせて優しい声をかけ、父親として3人の子供に慕われる、またそれぞれ性格も学校の成績も違う「兄弟」が、それぞれ自分を捨てた親があらわれ、「昔は貧しく、育てることはできなかった。今は事業もうまくいってお金もできた。どうだ、海外に留学させてもいいんだよ」と言う声に「いまさら何を言うんだ!!」と取り合わない子たち。貧しくても今がいい、と言う。どの子も後にあらわれた親に拒否反応。


3人の子供も高校生になり、「長男」は学校でトップの成績だが家を手伝い、義理の弟と妹の面倒をみる。
「次男」も勉強ができるが実親が現れて「海外留学させることができる」と言われて激しく抵抗、そこへ何も知らない長男と末っ子の義理の兄弟が通りかかり、「義理の妹」が「兄さん、こっちへいらっしゃいよ」と手招きする姿に思わずニッコリする場面など、心の痛みが「義理の家族」に癒されるところだ。

このころは「ひとりっ子政策」で二人目の子供を産めば政府や会社から厳しく制裁を受けた。
それで捨てられたり他家へ預けられたりした子供がいた。小さな料理店で働く「育ての親である父親」には限りない尊敬と愛情を注ぐ。

 「血縁関係のない家庭」として日本で「万引き家族」というのがあった・・・なんで「万引き」なの、って・・・日本はそうじゃない!!それが国際映画祭で賞をとったというのに恥ずかしい思いをした。


ブログのティールーム


奥山篤信氏がフィレンツェのテアトロ・コムナーレで韓国の有望な歌手をお聴きになったことを前回に書きました。そこでフィレンツェで歌っているジュリアン・キム(バリトン)が歌うモーツアルト「ドン・ジョヴァンニ」からセレナードを聴いてみました。良い声なのですが、音楽のスタイルが違うように思えます。
 Julian Kim  "Deh vieni alla finestra"




ところでイタリアの名バリトン(今では伝説的とされているエットレ・バスティアニーニ)バスティアニーニがピアノ伴奏で遺した同じ曲を聴いてみます。

Ettore Bastianini - Deh vieni alla finestra (Mozart - Don Giovanni)



やはりバスティアニーニのキレのあるイタリア語とベルカント唱法、そして動きのある旋律の歌い方はヒーローのドン・ジョヴァンニを自由自在に魅力的に歌っており、豊かな声と次々と音楽をすすめていくフレージングを味わえます。


バスティアニーニが遺した中で最も素晴らしいのはジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」から
国を裏切る者(祖国の敵)です。聴衆を完全に魅了しました。日本でもリサイタルでこの曲を歌いました。

Divine Ettore Bastianini is begged for Bis for his Spectacular Gérard



エットーレ・バスティアニーニ ettore bastianini GRV17 ...

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奥山篤信氏帰国、エッセイ、ヴェルディ「オテロ」(オセロー)と西欧で熱狂の中韓の歌手の台頭とこれからあるべき日本人歌手のありかた

2023年11月27日 | 政治

歴史感と文学を音楽と結んだ鋭敏な解釈で評論された奥山篤信氏のエッセイ!!

わが畏友、作家で評論家の奥山篤信氏が渡欧されていた。そこでミュンヘンでご覧になったヴェルディ「オテロ」についてお書きになったエッセイをご了承を得たので、そのままUPします。

11月8日水曜日オペラの切符が手に入りあの憧れのミュンヘン国立歌劇場に行った。それもシェックスピア原作のオテロ 悲劇のヒロインのオテロ夫人、あの美しいマリア・カラスが歌った最後の場面の<柳の歌><アベマリア>カラスほどの力量がないので比べられないが、とにかく久しぶりに本場で楽しんだ。ただし最近流行のオペラの現代版に違和感を感じるのは、僕もあのワグナーのフランス人パトリス・シェローだったか?ナチス版に変えたリングなど当時違和感もあったのも事実。
今回も舞台芸術としては映像を流れるように使うバックの美しさには感動的たが、物語的には違和感を感じて悲しくなった。原作どおりベニスの司令官オテロでやってほしかった。

シェックスピアという劇作家は僕はギリシャ悲劇に通じる世界歴史で輝く人間の本質をこれまで鋭くわかりやすく描いた作家として最も尊敬する歴史的作家だ。
情欲に絡んだ人間の卑劣さ薄汚さ、嫉妬心という人間の内面の動物的悪魔性、この淫らな人間の弱さを描いた永遠の人間の本来悪を、あのキリスト教の偽善に満ちたしかも獣性という矛盾の賛歌すら描いて恥じない旧約聖書などとは異なる正義感がギリシャ神話と同様シェックスピアにはあるのだ。
吐き気を催すあの旧約聖書のエピソードの数々 そして偽善と欺瞞から<ボクちゃんはこんなに人間愛に満ちているのよ>などと胸糞悪い新約聖書などに人間の生き方など学んでも全く意味もないスローガン的な支配者の正当性を宗教を利用して描いているまさに悪魔の本といえるだろう。

そんな意味で今回楽しくオペラを鑑賞したが、残念ながらオペラ歌手の力量も昔のあのSP時代よりもはるかにダウンを痛感する次第だ!

◎シェクスピアのオテロに思う そしてヴェルディの思想 なんという素晴らしい人間劇なのか!
人間相手を愛すれば愛するほど、信じたい愛の確信が揺るぐ恐れに取り憑かれる。愛すべき相手が浮気などするわけもない。そんな確信があればあるほど、それがちょっとしたきっかけで、疑いに陥るまさに盤石なものでない傷つきやすい性格がある。

そんな人間の弱さをついて故意に嘘を捏造し嗾す悪魔、それに対するまさかのそんなことがあるまいと思うその瞬間に確信や信頼は脆くも崩れ去る弱さがあるのだ。
シェクスピアは、どんな悲劇でもそんな愛の確信をあっという間に真逆に貶める真空地帯を、恐るべき悪魔の介入を残酷にも物語に導入してしまう。そんなはずじゃない、そんなことがあの愛する人がするわけもない、その盲信と裏腹に悪魔の手によって捏造された嘘は一気に盤石な愛そして愛の思い出をぶち壊してしまう、この落差の恐ろしさは、その時間的瞬間さにおいて、信じがたいほどのベクトルの変更をもたらすのだ。
愛の脆さは愛が強いほど脆いことを知らねばならない。愛の確信が、そして確信するということは愛を実は疑っているのだ、言い換えればそこのすでに欺瞞が忍び込んでいるのだ。だからそのブレは一瞬に起こってしまう。あのオテロが、愛している妻をイヤーゴという悪魔が意図的に貶めようとする時、人間ってこんな弱いものかというほど簡単に籠絡させられる人間 そんな意味でデスデモーナの直感の素晴らしさ、その夫のまさかの<裏切り>を察知する能力 そして運命への諦め、あの<柳の歌とアヴェマリア>よほどオテロより宿命感を感じ取る、そして死という絶対の真実を得られる永遠の世界に固定すべくものとして夫の殺人を潔く受ける姿ほど美しいものはないのだ。悲劇を永遠の愛に帰るデスデモーナ 夫が真実を知って後を追うがその時はもう死の世界 そこには永遠の愛は固定して揺るぐことがないのだ!
僕のオテロ観はそこに尽きるのである。

ヴェルディのあからさまなイヤーゴという人物への思い入れ、まさに神なき無神論のイヤーゴの世界はキリスト教の言う<愛>などこの物語のように虚しい偽善でしかない。そんな偽善を祈り神の存在を信じる、まるで愛などそんな簡単なものではない。
愛など存在しても、人間という虚しい存在を考えると悪徳や損得が働く卑しい単なる愛欲に過ぎないのだ。そんな愛欲など賞賛に値しない。イヤーゴはそれがわかっているから計略に長けて虚しい愛の破壊を実現させるのだ。
ヴェルディがかかる反道徳を社会的立場から称賛はできないが、彼の持つ偽善と欺瞞を憎しみのレベルまで憎悪するる心をカトリックに向けていることは間違いない。まさに救い難い愛の偽善を信じて疑わないカトリックの偽善 そんな世界などあり得ない。むしろイヤーゴの計略に陥り潔く殺されるデスデモーナそして、間違ってあやめたと絶望で自殺する二人の死の世界での永久の愛を得るその美しさは死後にしか固定化しないのだ。
僕はそのようにこのオテロの悲劇を捉えて感動するのだ。(奥山篤信氏)

ブログ主・・・奥山篤信氏の鋭い視線はシェイクスピアとヴェルディという二人の芸術家、そして「中韓の声楽家に対し日本の声楽家はどうあるべきか?」と新たな視線でお書きです。西欧では中韓のオペラ歌手の力量は「熱狂的」である。
また現在は西欧で中国・韓国の歌手の声を絶賛されていた。
日本人演奏家はそんな「熱狂」はない、どこか醒めているのだ。

私はこの問題について、中韓のオペラ歌手の「それぞれの祖国の言葉からくるイタリア語の発音の欠陥」に気付いていたが、それから何十年も過ぎて、もはや彼らは発音の欠陥を忘れさせるほどの「豊かな美声」が西欧のオペラハウスで歓迎されることになった。
体力的に日本人が劣るということではない。それは精神的なものであることを奥山篤信氏は鋭く指摘!!

今回ヴェルディのオペラ<オテロ>とプッチーニのオペラ<ボエーム>など独伊の両国で楽しんだ。声量といえば、後者での韓国人の活躍には驚いた。僕も率直に言って、その存在感に心より拍手を送った。韓国も国家の誇りと考えてよろしい!

小柄な体格にも関わらず恐れを知らない強烈な国民性の爆発だ。日本は韓国人や中国人のような熱狂的演奏は全ての音楽において無理だろう。<恥の文化>など除外視する文化は日本にはない、そしてその知的な恥じらいの文化こそ日本の文化なるものに欧州の洗練さに対等に立つべく技術面での優位を大いに謳歌してほしいものだ!知的さこそが地道な実力への苦難の道だ。何も熱狂的演奏など僕は日本に要求しない。(奥山篤信氏)

★ 奥山篤信氏プロフィール(紀伊国屋より転載)
奥山篤信[オクヤマアツノブ]
1948年神戸生まれ。1970年京都大学工学部建築学科卒、1972年東京大学経済学部卒。1972~2000年まで米国三菱商事ニューヨーク本社6年を含み三菱商事に勤務。2014年上智大学大学院神学系研究科修了(神学修士号)、2014年秋より一学期(約1年)パリ・カトリック大学(ISTA)に留学。退職後平河総合戦略研究所代表理事、平河サロン主宰、映画評論家として活躍

ブログ主・・・ここまで喝破した演奏論は今までなかった。
今までの音楽評論家は狭い演奏論の中で基本的な技術論や正確な発音と正確無比な読譜力など、「日本人の優秀さ」を伝え語る音楽評論家の多かったこと。日本人演奏家の緻密で正確な演奏はコンクールでも上位を与えられてきた。
しかし「奥山論」は音楽の基本論や演奏のテクニックなどを全く超えた大きな解釈だ。
根本からの「違い」を掘り起こして、同じ東洋人でありながら熱狂的な力量で聴衆を圧倒する中韓の歌手、そして日本人演奏家は西欧人とはまた違った「アジアの大陸人である中韓の演奏家の熱狂」について、大きく認め、その中で日本人には到底表現できないほどの根本的な差異を明らかにされたのだ。そして日本人演奏家ならではの特色を踏まえ、これから世界にどう出ていくのか、欧州の洗練に対し、日本人としての知的表現を重視されている。

 
奥山氏はマリア・カラスが歌うヴェルディ「オテロ」の悲劇のヒロインであるデスデモナを最高とされ、終幕の「柳の歌」とそれに続く「アヴェ・マリア」を最高に美しいと絶賛されている。
もっと声の美しく澄んだソプラノは多く存在するにかかわらず、マリア・カラスはその独特の声で恐ろしいほどの劇的表現力で歌った。オーケストラは彼女の声によってその表現の深みを展開する、という他では考えられないドラマを担ったのだ。
マリア・カラスはヴェルディ声といわれる豊麗な声ではない。しかし演劇的な自然な深みとそれが醸し出す直感のただならぬドラマを音符の前後にまでドキッとさせる緊張感とドラマの予感をもたらすのだ。
注目すべきはこのデスデモナの歌う「アヴェ・マリア」は宗教曲としてのラテン語でなく、イタリア語で書かれている。
「宗教曲ではない、人間ドラマだ」というヴェルディの主張が見え隠れする。(ブログ主)

ではマリア・カラスが歌うヴェルディ「オテロ」から2つの場面をご紹介します。

ブログのティールーム
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マリア・カラスが歌うヴェルディ「オテロ」~柳の歌
自分は夫のオテロによって殺されるという予感・・・それは無実の罪なのだが、すすんで無実を訴えるというよりは、運命的な何かをもはやどうすることもできない、と直感しているのだ。
オーケストラは少しづつ同じフレーズを下降し、歌声も低い音域で効果を増す。唯一最後だけがソプラノの高音でそれは別れの叫びである。
Otello, Act 4: Canzone del salice. "Piangea cantando" (Desdemona)


前の「柳の歌」に切れ目なく続いて歌われる「アヴェ・マリア」
"Ave Maria" Otello, G. Verdi - Maria Callas (Most angelic and expressive Desdemona!)

序章の語りのところも本来はラテン語で歌われるはずなのだが、ヴェルディはこの「アヴェ・マリア」全体をあえてイタリア語を選んだ。これは宗教曲ではなく、オペラのドラマとしての一環だ、という主張が感じられる。これも中低音が多く、語りの手法(レチタティーヴォ)で書かれている。

「私は、マリア・カラス」を観た話 - ひととび〜人と美の表現活動研究室


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王毅氏 日中韓外相会談の晩餐会中止について/杉田水脈衆議院議員に法務局は本人の聴取無し/ロシア、キーウに最大の6時間攻撃

2023年11月26日 | 政治

王毅氏、中日韓外相会議出席へ

新華社

中国外交部。(資料写真、北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京11月25日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は25日、王毅(おう・き)共産党中央政治局委員・外交部長が韓国釜山で26日に開催される中日韓外相会議に出席すると発表した。
王毅氏、中日韓外相会議出席へ (msn.com)


上川外相、中国の王毅外相と初会談…「両首脳から示された方向性に沿って緊密に連携したい」

【釜山=岡部雄二郎】上川外相は25日夕、韓国・釜山(プサン)で、中国の王毅(ワンイー)外相(共産党政治局員)と会談した。両氏の会談は初めてで、日中韓3か国の外相会談が26日に開かれるのに合わせて実現した。

 16日に米サンフランシスコで行われた岸田首相と習近平(シージンピン)国家主席との首脳会談では「戦略的互恵関係」の推進を再確認しており、上川氏は会談の冒頭、「両首脳から示された方向性に沿って、日中関係を発展させるべく、緊密に連携したい」と述べた。

 王氏は「(両首脳の)共通認識は、重要な政治的指針だ。中日関係が健全かつ正しい軌道に沿って発展するよう推し進める」と語った。
上川外相、中国の王毅外相と初会談…「両首脳から示された方向性に沿って緊密に連携したい」 (msn.com)

上川外相によると・・・中国による邦人拘束の早期解放や、日本の排他的経済水域(EEZ)内に設置されたブイの即時撤去を要求。沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船の領海侵入や、ロシアと連携した軍事活動活発化、南シナ海、新疆ウイグル自治区の状況などに深刻な懸念を伝え、台湾海峡の平和と安定の重要性も表明した。北朝鮮による拉致問題や「衛星」発射を含む最新情勢についても協議

中国外務省によると、王氏は「双方は段取りや日程を決めて戦略的互恵関係に向けて着実に進むべきだ」と述べた。また、処理水の問題については独立した監視メカニズムを作るよう改めて要求した。


ところが・・・

王毅氏の「多忙」理由に、日中韓外相会談に合わせた晩さん会中止…共同記者会見も開催見送り

イスラエル軍、迎えの家族に発砲 パレスチナ人釈放で、31人負傷

デイリースポーツ

自民党の参院議員・和田政宗氏が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、法務省が聴取せずに人権侵犯認定していたことについてコメントした。「法務省の人権侵犯認定において、インターネットの投稿が対象の際、これまでは侵犯があったとの相談に対し、侵犯したとされた側に聴取せず認定ができた。」と伝えた。

 さらに「杉田水脈議員の事例では聴取が無かったと聞いている。」と同党の衆院議員・杉田水脈氏について言及した。杉田氏は10月に、2016年のSNSでの投稿が「在日コリアンの女性らに対して、差別的」だったとして、大阪法務局から「人権侵犯」の認定を受けたと大きく報じられた。アイヌ民族に対する過去のSNSでの投稿も札幌法務局から「人権侵犯」の認定を受けたとされている。

写真の説明はありません。
これって「テロ」では」? 怖すぎる。これは報道されていない。

ブログ主・・・私は自民党支持ではないが、杉田議員とは三宅先生の事務所で「拉致問題」などの講演があった時に参加されていて、直接お話してその人懐こいお人柄に好意を持っていた。決して世間でいわれているようなひどい人ではない。意図的にどうしょうもないほど攻撃されていて、杉田氏の身の危険を感じた時に東京まで行って心配したこともある。「大丈夫ですよ。怖くないわ」と言われていたが実際はそんなものでなく・・・。
杉田議員が安倍元首相や櫻井よしこ氏に自民党入りをすすめられて入党したことも、いろんな事情があったとは思うが私は安倍氏や櫻井氏に対して良い気持ちを持っていない。
「利用されたのでは?」と思う。杉田氏とは自民党議員になる前はよくお話をしていた。

フランスの政治家と話したいのでフランス語を習っているともお伺いした。
その時は私も別のところでフランス語を習いに行っていた。(今は習っていない、フランスオペラや歌曲にイタリアやドイツの作品ほど歌いたい気持ちがないこともある。)
イタリア語の発音が抜けきれなくてフランス語はさんざんだったことも原因だ。

杉田氏を応援した中にネトウヨがいて、さんざん政敵?に悪態をつく。
これも心配していた。
マスコミで公表されている「差別的な」発言は、本質的に強調され、ゆがめられたものだが、彼女の身の危険を思うと庇わずにはいれない。大勢が彼女のまわりを怒号で囲み、危険な「何をしても言ってもいい」という暴力的な気配を案じてしまう。なぜこうなったのか・・・しかも今回、法務局の一方的なひどいやりかたは、「杉田氏の人権はどうなる?」と心配。

私はブログで彼女を庇わずにはいられないほど、心配だ。よってたかって一人を攻撃する時によく「何をやってもいい」という雰囲気があるからである。これが暴力を容認する雰囲気につながる。
もちろん全員ではない。
また彼女を応援する人の中にも、批判相手を同じように恫喝する独特のネット右翼がいて、かえって対決ムードを煽っているように思える。右や左ではなく「何が正しいのか」でお願いしたい。

私は音楽関係で左派的な考えを持つインテリの大学関係者に杉田議員が間違って煽るような報道をされていることを話した。私の話をよく理解して下さり、実際はどうなのかも理解をすすめていただいた。
また私とは「日本を思うことは同じだが、考え方の違うと思われる」良心的なブロ友には、そっとUPなしでコメントを書いたりした。
ただ一点で相手の言うことをはねつけ、理解しない狭量さの方々は残念だ。
私もよくいうアホッシュ・安倍真理教とは一線も二線も三線も(?)引いている。
俗にいう「左右」はレッテル貼りをやめて、日本の為に考えをかわしてほしい。
私が話すに信頼している方々は、良識があり、たとえ少しは違っても常識とおもいやりのある方々である。
たかがブログやコメントですべて「同じ」ほうが恐ろしい。

上手に書けなかったが、やっと少し書けた。でも杉田さん、私が安倍や萩生田など大嫌いなことを知ると怒るかな???


溺れる中国の巡視船員を救助する日本の海保。

私は日本国内がまとまって「国家・国民の安全」を強く願っている。
変に煽る提灯ジャーナリストや提灯政治評論家、そして無責任なネトウヨことアホッシュは、それとは相いれない。日本を愛せずに海外で日本を貶める売国的な傾向の勢力も同じである。

「統一教会」の件ではなぜかそれを言うのは「反日左派」というレッテル貼りの逆切れは、あらゆる批判をかわしているつもりが、真実が見えていない。何でも都合のいいように異論を封じ込め、自由な言論を圧するのはどこかの国と変らない。「コクソ―」「統一教会」などを正義のように位置づけ、黒を白と言いくるめるのはファッショである。左派の考えの方々も愛国者が多く存在することも平気で一切排除するのが特徴だ。

皇室についても・・・保守を名乗りながら「皇族に側室を」などとのたまうN元議員など軽蔑しかない。
「兵士は天皇陛下万歳と言って死んだ」といい、そうでない者は「病院で死んだ者だ」と人を馬鹿にしたことを平気で言う。レイテ激戦の勇士だった父は「誰も天皇陛下万歳と言って死ぬ人はいなかった。お母さん、と言って亡くなった」といつも言っていた。
人に「立派」と思わせたい人は見苦しいものだ。それなりの人相をしている。

追加記事!!26日早朝に知りました。悲惨です!!

ロシアがキーウに6時間攻撃70機超「侵攻以来最大」 
ソ連時代に400万人以上が死亡した大飢饉(ホロドモール)の犠牲者追悼の日


ブログのティールーム



レハールが1933年に作曲した「ジュディッタ」から、歌はテノールのフリッツ・ヴンダーリヒです。
「友よ、人生は生きる価値がある」(Freunde, das Leben ist lebenwert)

Giuditta, Act I: "Freunde, das Leben ist lebenswert"





 

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北朝鮮偵察衛星12月1日から本格的に活動/北朝鮮とロシアの接近

2023年11月24日 | 政治

北朝鮮の偵察衛星 朝鮮半島上空を1日に2~4回通過か

衛星追跡ウェブサイトのOrbTrackは万里鏡1号が24日午前9時現在、高度518キロの地点で秒速7.6キロの速度を保っているとし、同衛星がこの日午前10時15分、午後9時47分、午後11時20分にソウルで観測されると予測した。28日までの5日間、1日に少なくとも2回、多ければ4回、朝鮮半島の上空を通過すると見込んでいる。

米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、万里鏡1号がこの速度を維持すれば1日に地球を15周できると報じている。

北朝鮮は21日夜、万里鏡1号を新型運搬ロケット「千里馬1型」に搭載して打ち上げた。韓国の軍・情報当局は、この衛星が軌道に進入したと判断している。

北朝鮮の朝鮮中央通信は万里鏡1号で撮影した米領グアムの米軍基地の画像を22日午前9時21分に受信したと報じたが、その写真は公開していない。

北朝鮮の国家航空宇宙技術総局は、万里鏡1号が12月1日から正式な偵察任務に着手すると発表した。同衛星が正常に作動しているかどうかは、撮影した画像と映像を分析することで確認できる。

tnak51@yna.co.kr
北朝鮮の偵察衛星 朝鮮半島上空を1日に2~4回通過か (msn.com)

 北朝鮮はロケットやミサイルなどの輸出範囲を広げるのではないか、と不安の声が出てきている。

“北の偵察衛星”ロシアが協力か 「成功した」韓国・国家情報院が分析

FNNプライムオンライン

韓国の情報機関は23日、北朝鮮が21日に行った偵察衛星の打ち上げについて「成功した」との分析を明らかにした。

これは、韓国の国家情報院が国会で明らかにしたもの。

報告を受けた議員によると、北朝鮮が21日に打ち上げた偵察衛星について、国家情報院は「軌道に進入した」と確認していて、開発にあたっては、北朝鮮が設計図などの関連データをロシアに提供し、ロシアが分析結果を北朝鮮に提供したことを把握しているという。

次の衛星が2024年には打ち上げられる可能性があるともしていて、ロシアの支援による北朝鮮の軍事力強化に懸念が高まっている。
“北の偵察衛星”ロシアが協力か 「成功した」韓国・国家情報院が分析 (msn.com)

ブログ主・・・イスラエルやパレスチナの戦争も恐ろしい、そして最近、ウクライナとロシアの戦争がイスラエルなどの戦争で以前ほどの報道はされていないように思う。
国内の問題だが、あいかわらず左右や党のことで「どこの位置か」ということよりも、日本の安定を第一に出す必要があると思う。それと「党議拘束」は止めるほうがよい。バカバカしくてやっていられない。
「こんなこと言ってましたぜ」「そうか、上等だ!」などという下品な言葉は記事でも見たくない。
私もすっかり疲れ切ってしまった。なぜか字まで一行飛ばしになってしまって元に戻らない。
メカ音痴の私はこのまま書くしかない・・・。

ブログのティールーム

本日はリヒアルト・シュトラウスのオペラ「バラの騎士」から、元帥夫人のサロンに頼まれもしないで勝手に来て美声を朗々と響かせるテノール歌手(イタリア人の設定でもちろんイタリア語で歌う)の歌をここぞという時に、品の欠けるオックス男爵が別の交渉の件で物を投げ、滅茶苦茶にしてしまう。
テノール歌手の役は、この場面だけ登場するのだが、チョイ役の歌手ではなく主役級のテノールが特別出演で歌うのが楽しみ。今回はイタリアのパヴァロッティで。
Pavarotti is THE Italian Singer (Rosenkavalier)

ティアラこうとうアートシネマ上映会2019 第2回 オペラ映画「ばらの騎士」
シュヴァルツコップ主演、指揮はカラヤン。豪華な舞台だった。


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沖縄騒然、北のミサイル/馳氏発言「ブログと符号」五輪に機密費(続)

2023年11月22日 | 政治

深夜の発射「まるで空襲警報」 沖縄の繁華街騒然 対応に追われる自治体職員

産経ニュース/ 2023年11月21日 23時57分

「どこへ逃げればいいのか」北朝鮮から発射されたミサイルが上空を通過し、全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令された沖縄県では21日深夜、けたたましいサイレンとともに防災無線で避難を呼びかける放送が繰り返された。自治体職員らは被害の有無を確認するなど対応に追われた。

那覇市牧志の繁華街。福岡県から出張で来た会社員、小野伸吾さん(49)は「お酒を飲んでいたら、まるで空襲警報のようなサイレンが鳴りだしたので驚いた。避難するにしても、どこへ行けばいいのか分からず、慌てた」と話した。

同市のタクシー運転手の男性(49)は「小さい島だから、本当にミサイルが落ちてきたら逃げるところがない。どうすればいいのか。いくら抗議しても、あの国は変わらないのではないか」と語った。

石垣市の中山義隆市長は産経新聞の取材に「北朝鮮が挑発的な行為をしている。政府は毅然(きぜん)とした対応をしてほしい」と語り、「市として厳戒態勢で臨む」と強調した。

沖縄県庁では防災危機管理課の職員が県内の市町村に被害がないか情報の確認を進めた。

「沖縄県の皆さんは速やかに建物の中や地下に避難してください」。テレビではNHKニュースのアナウンサーが繰り返し避難を呼びかけた。

県庁では21日午前10時半から危機管理対策本部会議を開き、玉城デニー知事が「沖縄県上空を通過する予定だ」と述べ、「県として情報収集体制を取る」として、職員らに国などの関係機関と連携を密にし、的確な情報収集や対策を実施するよう指示。県民に対し、県内に落下する可能性がある場合、屋内に避難するよう呼び掛けていた。(大竹直樹)
深夜の発射「まるで空襲警報」 沖縄の繁華街騒然 対応に追われる自治体職員 - 記事詳細|Infoseekニュース

  讀賣新聞では・・・
(写真:読売新聞)

松野官房長官は22日午前の記者会見で、「現時点で地球周回軌道への衛星の投入は確認されていない」と述べた。防衛省幹部は同日午前、「打ち上げは失敗したのではないか」との見方を示した。

 ミサイルは北朝鮮北西部・東倉里(トンチャンリ)から発射され、複数に分離した。一つ目は21日午後10時50分頃、朝鮮半島の西約350キロ・メートルの東シナ海の予告落下区域外に、二つ目は沖縄本島と宮古島の間の上空を通過し、同57分頃、沖ノ鳥島の南西約1200キロ・メートルの太平洋上の予告落下区域内にそれぞれ落下した。いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の外側だった。船舶などへの被害は確認されていない。

 北朝鮮は日本政府に対し、朝鮮半島西側の黄海上など3か所を落下区域に指定し、22日午前0時から12月1日午前0時の間に「人工衛星」を打ち上げると通告していた。
全文は・・・防衛省幹部「北の衛星、打ち上げ失敗したのでは」…日米韓外交当局が非難 (msn.com)


五輪招致“黒い工作”疑惑の馳浩知事「機密費でアルバム作成」全面撤回もブログに“証拠”しっかり(日刊ゲンダイDIGITAL)|dメニューニュース ...

馳氏発言「ブログと符号」 立民追及、五輪に機密費

共同通信 / 2023年11月22日 17時30分

 立民が発言と符合すると訴えたのは、2013年4月1日付の馳氏のブログ記事。「東京開催の意義を伝播させるためのロビー活動」「15時20分、官邸へ。菅(義偉)官房長官に活動方針を報告」「アルバム作戦」などと書かれている。

 予算委で立民の山岡達丸氏は「機密費が使われていたとすれば大変な話だ」と主張した。
馳氏発言「ブログと符号」 立民追及、五輪に機密費 - 記事詳細|Infoseekニュース

・・・何も理解していないのでは???過去にブログにも書いていたという。
政治家としてあまりにも軽く能力不足としか思えない。事の重大性についてこれで国民は「機密費」について不安と疑惑を感じていると思う。

金額ではない。信頼できないのだ。安倍元総理もそんな軽さがあった。
五輪招致に「いくらでも金を・・・機密費もある」と・・・

馳氏「今後一切発言せず」 東京五輪の招致活動 - 記事詳細|Infoseekニュース


 まあ、この人はこれが普通なのだろうな・・・期待などできない。公金についての意識もこの人だけでなく政治家には(安倍元総理の発言も含めて)こんなものなんだろうな・・・

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ネットに載っていた「軽い人間の特徴」・・・これが政治家だったらどんなことになるのやら・・・

1. 無責任 適当にやり過ごすことが普通になっていますから、責任感がありません。 ...

2. 自己中 基本的に軽薄な人は、自分のことしか考えない自己中な性格になります。 ...

3. 馬鹿正直 自分の心に浮かんだことを、次から次へと何でも言ってしまう馬鹿正直な性格をしています。



ブログのティールーム

本日は若き日のキーシンが弾くプロコフィエフ作曲「ロミオとジュリエット」をどうぞ。
彼はコンクール出身ではないが(いつキーシンがチャイコフスキーコンクールに出るのか戦々恐々だったと聞く)、しかし彼はもはやコンクールに出る必要がなく聴衆から熱く支持された。
ちょっとミスタッチが気になるが音楽のスケールは大きい。

プロコフィエフ 『ロミオとジュリエット』 - エフゲニー・キーシン



キーシンのプロフィール
10歳でモーツァルトピアノ協奏曲第20番(K.466)を弾いてデビュー、11歳で初リサイタルを開くなど幼いころから神童ぶりを発揮する。ソ連出身だが英国の国籍を得て移住。イスラエル国籍も持っている。


ロミオとジュリエットのセリフから恋愛を学んじゃおう!深いセリフ6選 | MENJOY
イタリアのヴェローナにあるジュリエットのバルコニー(後世に造られた)
コメント
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